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2014.07.28

ズームアップ 名作の響き合い! 1928年

Img_0001     マグリットの‘偽りの鏡’(NY MoMA)

Img_0003     クレーの‘猫と鳥’(MoMA)

Img         ブランクーシの‘空間の鳥’(MoMA)

Img_0002     スーチンの‘ドアボーイ’(パリ ポンピドー)

マグリット(1899~1967)の作品を目にするときいつも思うことがある。TVのCFをつくっている人たちにとってマグリットは神様にみえるだろうなと。また、ア―ティストにも大傑作‘燃料補給のような食事’を描いた日本のマグリット、石田徹也がいる。

‘偽りの鏡’はみればみるほどイメージの重なりが快感に変わる作品。この絵の成功は画面いっぱいに目が描かれていること。まず、虹彩に空の雲があるのに目が点になる。でも、不思議なんだがこの雲に違和感を感じない。うん、目は空にむかっているのか、そして、黒の瞳はやはり太陽だろうな、、、こんな感じで絵の中にすっと入っていける。シュルリアスムの絵なのに頭が重くならないところがマグリットの大きな魅力。

クレー(1879~1940)の‘猫と鳥’も夢中にさせる一枚、この絵も‘偽りの鏡’と同じように猫の顔がどアップで描かれている。思わず笑ってしまうのが額のところにいる鳥、そして、鼻先の真っ赤なハート模様。この猫ちゃん、目の前にいる鳥を虎視眈々と狙っている。額の鳥は猫の集中力を表現しているのだろう、さらにクレーは遊ぶ、この鳥を食べられたら猫はどんなに幸せか、鼻先に赤いハートをつい描いてしまった。ユーモリスト、クレーに乾杯!

抽象彫刻というとすぐ思い浮かぶのがルーマニア生まれのクランクーシ(1876~1957)、はじめて‘空間の鳥’をみたときは体が震えた。そのシンプルで鋭い造形、そしてブロンズの磨きあげられた表面の質感の心地よさ、いつかブランクーシの回顧展に遭遇したい。

モディリアーニと仲の良かったスーチン(1893~1943)の作品をみたのは両手くらいだろか、パリのポンピドー、オランジュリー、そして日本にやって来たバーンズコレクション、そのなかで最も印象深いのが‘ドアボーイ’、スーチンはボーイの憂鬱な気分を表現するためにモデルに長い時間同じポーズをとらせたという。そりゃーしんどい、顔も疲れでゆがんでくるはず。

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