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2014.06.08

ズームアップ 名画の響き合い! 1908年

Img_0002     クリムトの‘接吻’(ウイーン ベルヴェデーレ宮)

Img  マティスの‘赤い調和’(サンクトペテルブルグ エルミタージュ美)

Img_0001     ドンゲンの‘黒い帽子の女’(エルミタージュ美)

Img_0003     ノルデの‘花園’(メルツバッハ―コレクション)

画家が画壇にデビューするとき描いた作品から亡くなる寸前まで手をいれた作品まで画業全般をみわたしてどの作品が最高傑作なのか、これを人に教えてもらうのではなく自分の目でいろいろな作品をみたあとイメージできるようになると日々のアートライフも充実してくる。

クリムト(1862~1918)の場合、なんといっても‘接吻’が最も心を揺るがす、この絵は嬉しいことに20数年前日本にやって来た!展覧会が開催された池袋のセゾン美(今はない)にはクリムトファンが大勢おしよせ、‘接吻’の前では皆目を輝かせてみていた。こういう美術の教科書にでている絵にでくわすと、絵を鑑賞したことを人に自慢したくなる。クリムトの最高傑作をみちゃったんだ!と

マティス(1869~1954)の作品をコンプリートするには多くの時間が捻出でき幸運なめぐりあわせに恵まれることが必要なのだが、エルミタージュのすばらしいマティスコレクションを体験したため残っている名画の追っかけは自然体モードのままでいいやという気持ちになっている。

プーシキンの集めたマティスはどれも一級品、‘ダンス’、‘赤い調和’などこれぞマティス!という感じでテンションはずっとプラトー状態だった。2年前日本にやって来た‘赤い調和’、再度強烈な赤の力にKOされた。

ベルギー人画家のドンゲン(1877~1968)が気になりだしたのは、エルミタージュを訪問した1999年よりあとのこと。だから、図録に載っている‘黒い帽子の女‘をしっかりみたという実感がない。絵の前を通ったのかもしれないが、頭のなかはダヴィンチやレンブラント、そしてマティスで占領されていたからドンゲンなんて記憶のどこにもでてこない。サンクトペテルブルグへもう一度足を運ぶことがあったら、このチャーミングな女性に真っ先に会いに行こうと思う。

ドイツ表現主義の中心人物、ノルデ(1867~1956)の作品をみているとはとてもいえないが、ドイツにある美術館の名品展があるときにはちょくちょくでくわす。ゴッホの絵をすぐ連想させる‘花園’はメルツバッハ―コレクションの一枚。花の力強い生命力を感じさせるのびのびとした赤や黄色の色使いに思わず惹きこまれる。

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コメント

私もみましたセゾン美で ‘クリムトの接吻’。
もう20年になりますか・・・・。
たしか ベートーヴェンチクルスが公開されてましたね。
ウイーンの香の展覧会でした・・・・
あの頃の西武百貨店は楽しく、アールヴィヴァン、フイガロ などで 心豊かになり、ちょっとした文化の発信地的な役目も果たしていたような気がするデパートでした。

投稿: Baroque | 2014.06.09 23:05

to Baroqueさん
セゾンに‘接吻’がやってきたのは一つの事件
でしたね。モナリザとか接吻とかはもう特別な
絵ですから日本で鑑賞できるなんて嬉しさを
通り越してサプライズ、ため息ものです。

仰るように池袋西武は文化の香りに満ち溢れた
デパートだったですね。西武ライオンズも最下位
なんかにいてはいけない球団なんですから、
がんばってもらいたいものです。

投稿: いづつや | 2014.06.10 00:12

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