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2014.05.04

ズームアップ 名画の響き合い! 1900年

Img  ピカソの‘ムーラン・ド・ラ・ギャレット’(NY グッゲンハイム美)

Img_0002     ムンクの‘生命のダンス’(オスロ国立美)

Img_0005  トーロップの‘版画愛好家’(オッテルロー クレラー=ミュラー美)

Img_0003     ルドンの‘キュクロプス’(クレラー=ミュラー美)

この‘ズームアップ 名画の響き合い!’シリーズも回を重ねること27回目、この回から時代は20世紀に入っていく。

拙ブログは美術のことを多く書いているので、おつきあいいただいているのは時間の費やし方にはちがいはあるかもしれないがアートとかかわっていることが楽しいと感じられる人ではないかと思っている。となると、TVの美術番組、例えば‘日曜美術館’、‘美の巨人たち’を熱心に見られているのではなかろうか。

この定番の番組、お気づきのように西洋絵画でとりあげられる画家はどうしても人気の高いルネサンス、印象派の画家たちに集中する。ところが、20世紀以降に活躍した近現代アートの作家となると、登場する頻度はガクンと落ちる。

気になっているのがここ数年シャガールの作品がとんとでてこないこと、以前は民放などでもシャガール物語を制作していたのに、今は番組スタッフの好みがシャガールから離れているのだろうか。そして、ピカソやマティスの名画に焦点があたることも少ない。こうしたビッグネームの作品がもっと掘り下げられると絵画の幅が広がっておもしろいのだが。

ピカソ(1881~1973)の描いた‘ムーラン・ド・ラ・ギャレット’は21年前はじめてグッゲンハイム美を訪れたときに遭遇した。ピカソもルノワールのようにムーラン・ド・ラ・ギャレットで繰り広げられる楽しいダンスを描いていたのか!という感じ。ピントのずれた映像をみるようで人々の顔はぼやけているが、手前の左端にいる女性だけは顔の輪郭がはっきりしていたのをよく覚えている。

ムンク(1863~1944)の‘生命のダンス’はお気に入りNO.1の絵。この絵とは幸運な出会いをした。フィレンツェのピッティ美を訪れた際運よくミニムンク展と巡り合い、そのなかに含まれていた。みごたえのある大作なので息を吞んでみていた。

トーロップ(1858~1928)とルドン(1840~1916)の絵は2011年に出かけたクレラー=ミュラー美でおおいに楽しませてもらった。点描法で描かれた‘版画愛好家’は昨年国立新美のやって来てくれたので再度いい気持になった。

ルドンの描く一つ目巨人キュクロプスはあまり怖くない、愛嬌さえ感じるユニークな怪獣。この造形ならちょっと手を加えれば今流行りのゆるキャラの仲間入りができる。

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