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2014.05.06

打者を抑える直球の威力!

Img_2     同じ球速の直球で回転数が違うときの球の軌道。

Img_0001_2      マー君の最大外旋角度

5/1の夕方、たまたま回したBS1でおもしろい野球の番組をやっていた。はじめてみる‘ザ・データマン’(5時~5時50分)、30分くらいたってみたので全体のテーマがよくわかなかったが、あとでネットで調べると‘0.44秒 打者をねじ伏せる直球劇場’だった。

後半の内容から察するとヤンキースのマー君の投げる直球の威力に焦点をあてたもの。みはじめたときは直球の球速と球の回転数の話だった。これは剛速球でもない投手がどうして打者をうまく打ちとれるかということ、いい例がレッドソックスの上原、ストレートの球速は130キロ台後半から140キロ台前半だが、打者はこの球をしっかり打ち返せない。これを‘球を速くみせている’とか‘のびる球’という。

番組ではピッチングマシーンを使い同じ球速で回転数をあげたときと回転数が落ちたときで球の軌道がどう変化するかを実験する。20回転の球はマウンドの中間で落ちはじめているが、40回転の球はそのままのびていく。これがのびる球!

150キロを投げられない投手でも、球を離すとき指をうまく使って回転数をあげる技術を身につければバッターを十分に抑えられる。要するに直球の威力は球速より回転速度によって決まるということ。打者の手元でぐっとのびる球を投げられる投手がいいピッチャーの証。

マー君の直球をなげる投球フォームがここ数年ですごく良くなっているという。これをいろんな角度から分析していた。そのひとつが最大外旋角度(体幹に対しての腕の角度)、マー君はこれが107.04°で平均的な投手より5°多い。外旋が大きくなると腕を振る距離が長くなり伝わるエネルギーが増す。また、このフォームだと腕が体の後ろに隠れるので打者は球種の判断が遅れ、その分スイングを狂わされる。

そのほかにもマー君は直球とスプリットを同じフォームで投げられるという高い技術を持っている。これは打者にとっては厄介、直球がくると思ってバットを振ったらベースのところで球がすっと消える。持ち前の強い精神力に加え、マー君の投球術は急速に進化していた。ますます期待したくなる。

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