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2014.04.24

嬉しい‘キトラ古墳壁画’の公開!

Img_0001     ‘キトラ古墳壁画 朱雀’(南壁 7世紀末~8世紀はじめ)

Img_0003_2     ‘白虎’(西壁)

Img_0004_2     ‘玄武’(北壁)

Img_0005     ‘キトラ古墳壁画 天井 天文図’(複製陶板)

待望の‘キトラ古墳壁画’の公開(4/22~5/18)が東博ではじまったので昨日出かけてきた。GWに入るとかなりの混雑が予想されるため出動はいつもより特別早くした。10時15分に本館の前にできている列の最後尾に並んだ。これで30分待ち。

展示されている部屋は‘土偶展’や‘円空展’をおこなった1階の正面5室。チケットをみせて中に入ってから最後に飾ってある本物の壁画までたどりつくのにさらに30分くらいかかる。2年前同じように長い列に並んでみた‘清明上河図巻’とちがって、モチーフは5つしかないから、ひとつ々目に焼きつけてぽんぽんぽんとみると感じ。

単眼鏡を使うにしても立ち止まるわけにはいかないから、顔の目に照準を合わせて歩きながら素早くみた。わずかな時間ではあるがこの壁画を奈良県明日香村へ行かなくて東京で今この目でみたというのは何事にもかえがたい貴重な体験。だから、すごく充実感がある。おそらく皆同じような気持ちではなかろうか。

‘四神’のなかで南を守る‘朱雀’、高松塚古墳にはないので目に力が入る。朱雀とか鳳凰とか、そして孔雀は鳥のなかでも別格扱いの存在、鋭い目に魅せられる。羽の色は土色にまじって朱がうすく残る。順番としては3番目に配置されている。

体全体の輪郭がよくわかるのが西方の守護神‘白虎’、目が大きく鼻は人間みたいで口を正月の獅子舞のように大きく開けているのが印象的。躍動感のある前足をみて視線を後足のほうへ移すと、目がしっかり形をつかまえられない。尾っぽが二つに分かれる感じ、そのどちらかが右の後足のはずだが、このへんがはっきりしない。

最初にみられる北の守り神‘玄武’はユニークな造形が目を惹く。亀は頭をうしろに反り返らせるようにして蛇を睨みつけている。蛇の形がとても複雑、その顔を円周のように丸めた体を上下にくぐらせて亀の前に突き出している。ぱっとみただけでは体の曲がり具合はわからず、絡まった一筆書きを解きほぐすよう。

部屋に入ってすぐのところに並べてある複製陶板では天井の‘天文図’を興味深くみた。星が金箔で表現され星座は朱線で結ばれている。隣の方が‘北斗七星’をみつけてくれたのでそれをしっかりみた。そして、東の日像、西の月像もわかった。

今年はこのキトラ古墳壁画をみることを楽しみにしていた。ミューズに感謝!

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コメント

僕は初日に行きましたが、10分待ちでしたね。
音声ガイドの商売が上手く、混雑するから、並んでいる間にうんちくを聞きなさい、陰陽道の教えとか。
キトラ古墳が保存がとても大変な状態だったこと、高松塚古墳と一kmくらいしか離れてない事も知りました。
キトラ古墳は保存の問題で、もう二度と来ないのでしょう、本当に運命的出会い。
しかし、狭い石室の中で描いたとは驚きでしたね。

投稿: oki | 2014.04.24 23:40

to okiさん
コメントがなぜかスパムのところに入っていた
ため、返事が遅れました。

初日に行かれましたか、GWは待ち時間が大変
そうですね。奈良へ行くのは気軽ではないです
からこういう公開は有難いです。とくに白虎が
輪郭をよく確認できてよかったです。古代遺跡
はロマンがあっていいですね。

投稿: いづつや | 2014.04.30 01:21

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