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2014.03.18

ズームアップ 名作の響き合い! 1880年

Img_0002       カイユボットの‘カフェにて’(ルーアン美)

Img_0003_2     ロダンの‘考える人’(西洋美)

Img_2     ベックリンの‘死の島’(NY メトロポリタン美)

モネの連作のひとつに‘ルーアン大聖堂’がある。モネの大ファンとしてはルーアンの街を訪れこの聖堂の前に立つことを夢見ている。実際にその機会がやってきたら、もう一カ所でかけてみたい所がある。それはルーアン美。

この美術館にある作品の情報はほんのちょっぴりだが、カイユボット(1848~1894)の描いた‘カフェにて’はずいぶん前から目に刻まれている。元来肖像画の好みは女性のほうにあるからこれは例外的な絵。

視線がむかう先は帽子を被り両手をポケットにつっこんでいる男性ではなく、椅子に腰かけた二の人物が映っている鏡。これにはわけがある。じつはマネが晩年の傑作‘フォリー=ベルジェールのバー’を描いたとき女性の後ろに鏡をもってきたのはカイユボットのこの絵からアイデアをいただいた。だから、この絵には興味津々。本物をいつかみてみたい。

‘近代彫刻の父’と称されるロダン(1840~1917)が1880年につくった‘考える人’はあまりにも有名で本物との出会いのほかに映像や写真などによりで目に入ってくることが多い。2年くらい前のCMに鶴瓶が‘考える人’になっていた!だから、一回の体験でもう体の隅から隅までみた気分になって、今は近くに寄ってじっくり見ることはほとんどない。西洋美へ出かけても、ちらっとみることもしないで横を通り過ぎていく。こういう作品こそが真の芸術、その思索する人物像は彫刻の美を表すものとして永遠に記号化され心のなかに存在し続けている。

フランスの隣のスイスにはベックリン(1829~1901)というビッグネームの画家がいる。だが、体験した作品はみたうちにはいらないくらい数が少ない。そのなかで緊張感を強いられてみたのが‘死の島’。メトロポリタンへ足を運ぶたびにベックリンが気になる。

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