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2014.02.04

逸見東洋の彫漆をみてみたい!

Img_0001     岡山市にある林原美術館

Img     逸見東洋の‘風神雷神図堆朱盆’(1911年)

Img_0002     20代堆朱楊成の‘彫漆文台 野遊之図’(1914年)

Img_0003     20代堆朱楊成の‘彫漆平卓 柳桜’(1941年)

広島に9年住んでいたとき、中国地方の美術館へよく足を運んだ。岡山県には倉敷市に有名な大原美があり、3回ほど訪問した。そして、岡山市では県立美と林原美にでかけた。

県美はどのあたりにあったかアバウト覚えているのだが、林原美の場所はすっかり忘れている。でも、ここで体験した広重の浮世絵展と常設展示されていたやきものの鍋島は図録の大整理を進めていることもあり記憶は消えていない。

昨年末に放送された‘美の巨人たち’にこの林原美が所蔵している彫漆がとりあげられた。それは逸見東洋(1846~1920)という稀代の名工がつくった‘風神雷神図堆朱盆’。館長によるとこの作品が日本の彫漆作品の最高傑作だという。番組で詳しく堆朱の制作過程などを解説してくれたので、東洋の技がどれだけスゴイかがよくわかった。

彫漆というのは漆を塗って厚みを出しそれを彫り込んでいき作品に仕上げたものであることは知っていたが、林原美に東洋が6年の歳月を費やして完成させた作品があることは訪問したときは情報としてインプットされてない。だから、そのとき展示してあったとしても(常設展示ではない)みていてもみていない状態だったと思う。

番組で東洋のつくった作品がいろいろでてきたのでこれらを一度まとまった形でみたくなった。いつそれが叶うか見当もつかないが、追っかけ作品のリストに東洋を加えることにした。

堆朱に興味をもつようになったのは1993年日本橋の高島屋で開催された‘敦井コレクション展’に出品された20代堆朱棏成(1880~1952)の作品を体験してから。やきものの赤にはそうたびたびでくわすことはないが、彫漆の場合大半が赤一色だから強いイメージが心に植えつけられる。中国美術展にはときどき彫漆が交っていることがあるから、東博で行われる‘台北故宮博物院展’でも楽しめるかもしれない。

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