今シーズン期待にこたえられるか中島、和田、藤川、松阪?
今シーズン メジャー昇格をめざす中島
大リーグは2週間後にはキャンプがスタートする。ヤンキースと契約したマー君は来週NYで入団会見をし、そのあとフロリダでのキャンプ入りだからあわただしい。日本のメディアも多くのスタッフを派遣してマー君を追っかけることになるのだろう。また当然アメリカのTV局も密着取材し、日本からやってきた大物ルーキーの動きを全米に発信するからヤンキースファンだけでなく野球を愛する人々の目がマー君に集まることはまちがいない。
今年日本人投手はいい成績をあげられるか。3年目のダルビッシュは20勝するか、岩隈は昨年同様安定したピッチングでマリナーズの勝利にどれだけ貢献できるか、そしてヤンキースの黒田、心配な面が6割というのが正直なところ。過去2年頑張った分、体力的な疲れがでてこないか。そしてレッドソックス中継ぎの田澤と抑えの上原の快投は続くか、
こうした実績のある選手たちへの期待が高まる一方で、今シーズンマイナー契約の身分でキャンプインする選手のことも気になる。3人いる。昨年アスレチックへショートのレギュラーとして入団した中島、期待していたのだがキャンプで怪我をし出鼻をくじかれた。その怪我が直ったのにメジャーに昇格できなかったのは実力を過大評価していたことに球団が気づいたから。とくに期待値に達しなかったのが守備力。
今年はもう打撃も守備もがむしゃらにやるしかない。打撃はパンチ力がありいいところで打つのだから安定感のある守備をみせられればメジャーでも働ける。自信をもってプレーすれば大丈夫、がんばれ中島!
シーズンオフにオリオールズからカブスに移った和田もマイナー契約でキャンプにのぞむ。肘の手術から1年以上たったから、早くメジャーにあがって1勝したいところ。左投手は大リーグでは貴重な存在。和田はいい投球術をもっているからきっかけをつかめばバッターを抑えられる。そして、同じカブスに所属する抑えの藤川、肘にメスを入れてまだ1年にならないので今シーズンの後半に復帰できるかどうか。気がめいるリハビリだろうが、復活した投手は何人もいるのだから諦めることはない。
昨年シーズンの終盤になってメッツに入団し3勝あげた松阪、今年は開幕からメッツの先発陣のひとりとして登板すると思っていたが、現実は厳しくマイナー選手としてキャンプインしオープン戦でその実力をチェックされることになった。38歳の上原が昨年あれほど活躍したのだから、松阪だって必ず復活できる。熱く応援したい。
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