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2013.12.04

夢の絵画 ダ・ヴィンチの‘救世主キリスト’!

Img     2011年‘ダ・ヴィンチ展’が開かれたロンドンナショナルギャラリー

Img_0001     ダ・ヴィンチの‘救世主キリスト’(1500年頃 個人蔵)

Img_0003      右手の赤外線撮影 親指が2つみえる

Img_0002       描き直された右手の親指

昨日放送されたBS朝日の‘BBC地球伝説 ダ・ヴィンチ’(2011年制作)を興味深くみた。BBC地球伝説は半年くらい前から平日毎日放送されなくなり、火曜日の2時間に縮小されている。月刊TV番組誌を手にいれるたびにビデオ化する番組をチェックしているが、以前にくらべビデオの回数が減ってきており、美術関連のものは久しぶりに遭遇した。

番組が制作されたのは2011年、だから今回はじめてオンエアーされるのではなく再放送かもしれない。心の半分は前にみた‘最後の晩餐物語’かなとも思っていたが、嬉しいことに新作だった。しかも2011年話題になった新発見の‘救世主キリスト’にスポットをあてたものだから目に力が入る。

ダ・ヴィンチ(1452~1519)が1500年頃描いたといわれる‘救世主キリスト’、この絵が2011年11月9日から2012年2月5日までロンドンのナショナルギャラリーで開催された‘ダ・ヴィンチ展’に世界初公開されたことは一応耳に入っている。9点が展示されたこの回顧展は入館するのが大変だったらしい。memeさんが運よく少ない当日券をゲットされ楽しまれたとブログに書いておられた。そして‘救世主’も、羨ましい!

番組に登場した修復家によると‘救世主’の右手の親指は最初はもっとまっすぐのびていたが、あとで描き直されていた。赤外線撮影で判明したという。これでダ・ヴィンチの贋作の疑いが晴れた。この絵の価値、なんと160億円!所蔵しているのはNYの画商グループ。気になるのがこの絵がいつ売りに出されるのかということ。

メトロポリタンが手に入れたらいいのにと、勝手に思っている。 ワシントンのナショナルギャラリーには‘ジネヴラ・デ・ベンチの肖像’があるから、もし‘救世主’ がMETの所蔵になればバランスがとれる。美術大国アメリカに2点目のダ・ヴィンチが実現することを切に望んでいる。

この絵は2年前に公開されたので個人蔵のままだとこの先夢の絵画に終わってしまう。だが、METにおさまってくれたらこの目でみることができる。さて、どこの美術館に落ちつくのだろう?  

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コメント

『救世主キリスト』のことは、以前インターネットでいろいろ見たのですが、修復前はだいぶ違う作品だったようですね。

顔は聖ヨハネをかすかに彷彿とさせるものがありますが、時期的には比較的初期のものなのでしょうか。

私も、この作品がMETに入ってくれたらと思います。美術の百科事典のようなMETでレオナルド作品がないのは、惜しいですし。

いづれにしてもアメリカの美術館が買うことは、ほぼ確実でしょう。中でも資金力から言って、ポール・ゲッティ美術館が購入する可能性もあるのではないでしょうか。

投稿: ケンスケ | 2013.12.05 08:03

to ケンスケさん
修復前の写真をみるとずいぶんちがってますね。
このため長い間贋作とみられていたという感じ
です。2005年に画商が手に入れ修復すると
ダ・ヴィンチの画風がよみがえってきた。
そしてビッグな話に、是非みたいですね。

ポール・ゲッティ美はまだ行ってないのですが、
ここは人気の美術館だそうですね。資金力も
ありますから、ここが手に入れてもおかしくない
ですね。数年先LAで美術館めぐりを計画して
います。もしポール・ゲッティの所蔵になった
ら楽しみが増えます。

投稿: いづつや | 2013.12.05 09:02

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