ヤンキース FAのエルズベリー獲得!
ライバル ヤンキースへ移るエルズベリー(レッドソックス)
FA選手の目玉として注目されていたレッドソックスのエルズベリー(30歳 センター)がライバル球団のヤンキースと7年総額153億円の大型契約を結んだ。このニュースを聞いてすぐ来年のイチローは大変だなと思った。
エルズベリーはケガが多いのが欠点だが、俊足好打のいい選手。今シーズンは3割近くを打ち盗塁はリーグ1位となる52、エルズベリーの加入で今年センターを守っていたガードナーはレフトにまわる。打順は1番がエルズベリー、2番はジータ―か足の速いガードナー、ジータ―が2番で打つ場合はガードナーは9番。
そしてライトはロングが打てるソリアーノが守り打順は4,5番。もうひとりいるホームランの打てる選手グランダーソンはたぶんメッツへ移籍。そうすると、イチローは控え選手。これにより来年は先発出場する試合が今年に比べ大幅に減ることが予想される。イチローにとってこれは相当厳しい!
イチローが是非とも達成したいと願っている大リーグ3000本安打まであと258本。今年は打率が2割6分まで低下したから136本しか打てなかった。今年と同じほど試合にでることができるならあと2年で大台にとどく、しかし、ヤンキースにいるかぎりこの記録をうちたてるのはとても難しい。
だから、当面の心構えとしては契約が1年残っているヤンキースで来年もプレーして、そのあとはほかのチームへ移って少しでも多く試合にでて3000本安打をしぶとく達成する、あと4年はかかると思う。イチロー本人はそのくらいの覚悟でプレーを続ける気でいるのではなかろうか。
心配なのは来年試合数が激減してヒットを打つ感覚が鈍ること。そうするとヤンキース以外のチームでかなりの試合に出場して調子をあげるということが難しくなり、3000本安打がさらに遠ざかる。イチローの心のなかは読めないが、いっそのこと来年トレードにだしてもらったほうがいいのかもしれない。応援するほうはそのほうが楽しい。日本でビールのTVコマーシャルにでているビッグスターのイチローがヤンキースで控えなんて寂しすぎる。
ベテラン選手ばかりが目につき打者でも投手でもいい若手のいないヤンキースはチーム力が落ちていることは頭のいいイチローならとっくにわかっているはず。西海岸のアスレチックスとかエンゼルスとかナリーグのジャイアンツなどでプレーするほうがイチローの打撃、守備力、走塁がずっと生きる。打順は6、7番でも毎日試合にでられるチームでプレーするほうがイチローの選手寿命は確実にのびる。再起を期すジャイアンツへ移ったら。
| 固定リンク
コメント