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2013.11.03

長く語りつがれる‘上原物語’!

Img      レッドソックス優勝パレード

Img_0001     ファンに手を振る上原

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ワールドシリーズを制したレッドソックスの優勝パレードが10/2ボストンのメインストリーで行われた。ボストンは2度訪れたことがあるので、ちょっとばかりは街の雰囲気はつかめる。といってもツアーのコースに組み込まれたフェンウェイパークがあるところとボストン美の位置関係とか、街全体の地形などはまるで頭に入ってない。

選手、監督、コーチ、スタッフ、そして家族たちは水陸両用の乗り物に乗りボストン市民であふれかえる5キロのコースを笑顔でパレードした。じつにいい光景。上原は散発してさっぱりしていた。

シーズンがはじまったとき、上原と田沢はブルペン投手のなかではセットアッパーの役割だった。昨年のオフTVに出演した上原は‘レッドソックスが一番熱心に誘ってくれたから入団した’と語っていた。そのときは正直言って、監督と選手の対立によりチームがガタガタになり最下位に沈んレッドソックスではメディアの注目も低いから、上原はたそがれ時だなと思った。

ところが、今年のレッドソックスは出だしから調子がよく勝利が続く。先発のバックホルツはワールドシリーズではいいチッピングができなかったが、前半は投げるたびに勝ち投手になり防御率1位だった。投手陣の誤算はクローザー、2人いた候補がともに故障したのでセットアッパーのなかからクローザーを選ぶことになった。ピッチャー出身のファレル監督が最初に指名したのは田沢だった。理由は球が速いから。

どこの監督もクローザーは球の速いピッチャーが適任と思っている。だから、監督の目には田沢だった。だが、田沢にはクローザーは荷が重すぎた。そして、6/21から上原がクローザーをつとめることになった。監督はこの時点では上原が最後をこれほどビシッと抑えてくれるとは予想してなかったはず。

クローザーをまかされた上原は神がかり的なコントロールのよさと誰も真似のできないフォークを武器にセーブポイントを積み上げていった。本人もいっているようにこれは出来すぎかもしれない。その出来すぎを支えたのが一度も故障しなかった体力。上原は例年何度か故障した。このため、期待値が高めに設定できない投手とみられていた。今年は何が変わったのかわからないが一度もケガに見舞われなかった。
38歳をむかえた年なのに。

上原のコントロールのよさは腕のいい職人の仕事のようにみえる。例えていうと、大工が口のなかに入れた小さな釘を金槌で正確に板に打ち込んでいくようなもの。狙ったコースに143キロのストレートをピンポイントで投げ込み、最後は得意球のフォークで三振にしとめる。わずか5分くらいでゲームは終わる。守っている野手たちは投球にあわせて小刻みに体をしばらく動かしていれば、笑顔でベンチに戻ってこれる。‘ウエハラって、まったくスゴイ奴だよな!’

同じ思いでボストンのファンは上原をみている。三振を期待するとあっというまにバッターはその通りになる。‘UEHARAは魔球を投げるぞ、野球が毎日楽しくてたまらないー!’。多くのファンは上原のおかげでレッドソックスはワールドチャンピオンになることができたと思っているにちがいない。そして、上原の快投は長く語りつがれるだろう。

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