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2013.11.05

ボストン美の忘れもの!

Img_0001      ボストン美術館

Img_0002      サージェントの絵が展示されている部屋

Img_0004     ホーマーの‘見張り’(1896年)

Img_0010     ‘アフロディテ’(紀元前325~300年頃 大理石)

大リーグが好きな人はそれぞれ贔屓の球団をもっている。でも、その球団への思い入れはそこでプレーする日本人選手の活躍次第で変わってくる。彼らがほかのチームに移籍するとBS中継されないので、関心が薄くなることが多い。アメリカの球団だからこれは仕方がない。贔屓のチームというのかあくまでカッコつき。

このことは2007年松阪、岡島の入団により関心が一気にふくらんだボストン・レッドソックスについてもいえる。ワールシリーズを制したこの年から3年くらいは松坂が二桁勝利をあげるなど活躍していたし、チームも毎年ヤンキースと地区優勝を争っていた。だから、熱心に応援していたし愛着を覚えた。

ところが、松阪が肘の故障でTV中継に姿を現さなくなると、レッドソックスの選手たちの名前がどんどん頭のなかから消えていった。最下位に低迷した昨年はレッドソックスの試合をみることは一度もなかった。そして、今年も上原が入ったとはいえ、優勝争いに加われるかどうか?だったので、シーズン開始時点ではまったくノーマーク。

その関心の低さはシーズン後半からは急上昇し、今では07年頃と同じくらい球団への思い入れが強くなっている。上原がクローザーとして活躍し続けてくれたら、日本人ファンのレッドソックス好きはどんどん増えるだろう。

これは野球におけるボストンとのかかわり度合のことであるが、芸術に関してはボストンは日本人の心のなかに強く印象づけられている。それはボストン美術館が所蔵する美術品が長年にわたって日本で定期的に公開されているから。昨年は館自慢の曽我蕭白コレクションなど日本の絵画や彫刻の名品が沢山里帰りした。

来年も二つ展覧会がある
★‘華麗なるジャポニスム展’ 6/28~9/15 世田谷美
★‘ミレー展’ 10/17~1/12 三菱一号館美

ボストン美がつくっている図録をみると、そこに載っている傑作のかなりの数が日本にやってきた。ミレーの‘種蒔く人’、ルノワールの‘ブージヴァルのダンス’、モネの‘睡蓮’、‘ラ・ジャポネーズ’、マネの‘街の歌い手’、ゴッホの‘オーヴェールの家々’、そしてゴーギャンの‘われわれはどこから来たのか’。

現地へ2度でかけ日本でもいい作品に遭遇したから、追っかけ画はだいぶ少なくなった。是非ともみたいのは2点、ホーマー(1836~1910)の‘見張り’とホイッスラーの‘ウエストンミンスター旧橋のとり壊し’。そして、彫刻が1点ある。古代ギリシャの彫刻家プラクシテレスもしくは弟子が制作したといわれる‘アフロディテ’。

ヴィーナスを顔で選べば世界一といわれるこの貴重なオリジナル彫刻は何年か前名古屋のボストン美で公開されたが、日程の折り合いがつかず見逃してしまった。惜しいことをしたなと後悔している。だから、新装ボストン美を再訪したら、ここに真っ先に突進しようと思う。

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