レンジャーズ タイガースの主砲フィルダーを獲得!
レッドソックスのワールドシリーズ制覇で湧いた大リーグはその興奮がだいぶおさまり、今は来シーズンのチーム編成にむけて進められているトレード話やFA選手の獲得あるいは再契約交渉に関心が集まってきている。
そんななか、レンジャーズがトレードでタイガースの主砲フィルダー(29歳1塁手)を獲得したというニュースがとびこんできた。タイガースに移るのは主力選手のキンスラー(31歳2塁手)、これはサプライズの大型トレード!
フィルダーの今年の打撃成績は打率.277、25本塁打、106打点、ホームランの数は期待を下回っているが、大リーグを代表するパワーヒッターの一人であることは間違いない。年齢もまだ29歳。
レンジャーズが今シーズン地区優勝出来なかったのは打撃力の弱さが原因。だから、強打のフィルダーを獲得したのはチームにとってはグッドニュース。もしFAになっているクルーズ(27本塁打)が来季もレンジャーズでプレーしてくれたら、今年好調だったベルトレー(.315、30本塁打、92打点)、そして新加入のフィルダーで強力なクリーンナップができあがる。
フィルダーの移籍でダルビッシュの勝星はだいぶ上乗せができそう、今年ダルビッシュは0-1で敗けた試合が4つもあった。ロングを打てるのがベルトレーだけではゲームは思うように勝てない。フィルダーが期待通り活躍すれば、投球技術に磨きをかけさらなる進化をめざすダルビッシュの勝ちは20勝に近づきワールドシリーズへの進出も現実味をおびてくる。
レンジャーズにとって補強のポイントは打撃の強化、GMは次に獲得する選手を今いろいろ思案中だろう。かつてのように足を絡めてどんどん得点を重ねる攻撃のスタイルが復活すれば、ダルビッシュの投げる試合がぐんと楽しくなる。だから、このあとのチーム編成に目が離せない。
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