レッドソックス タイガースにまさかの逆転勝ち!
アリーグ優勝決定シリーズ、レッドソックスとタイガースの第2戦は絵に描いたようなドラマチックな結果で終わった。これだから野球はやめられない。
昨日ヒット1本に抑えられ0-1で敗れたレッドソックス、第2戦もタイガースのエース、シャーザーに7回まで完璧に抑えられた。ヒットはたったの2本、奪われた三振は13。そして、先発バックホルツが5点の失点、こうなると今日は勝てそうにないからチャンネルをちょこちょこ変えるようになる。
ところが、シャーザーがマウンドを降りたとたん流れががらっと変わった。野球は筋書きのないドラマチックなスポーツといわれるが、今日の一戦はまさにそういう試合だった。8回裏2アウト満塁で4番オルティス、ピッチャーはクローザーのベノア、ここでホームランがでればレッドソックスは一気に追いつく。
ベノアの投じた初球をオルティスは見事にしとめた。ライトを守る名手ハンターはレッドソックスのブルペンまで飛び込んで捕ろうとするがボールはグラブの横を通りすぎていく。まさかの満塁ホームラン!これはスゴイ。鳥肌の立つ一打だった。
同点となり急遽上原が肩をつくりだした。速いキャッチボールをぼんぼん繰り返し9回表の登板に備える。代打のナポリが三振となったが粘ってくれたので、上原の準備も間に合った。
上原はいまやヤンキースのリベラみたいなクローザー、9番のケリーを簡単にアウトにとったあと、ジャクソンからは三振を奪い、ハンターも釣り球の高めでイージーフライにうちとる。いつものようにあっという間の3アウト。これで逆転劇の舞台は整った。果たして、その裏サルタラマキアのヒットでサヨナラ勝ち。大興奮の試合だった。
この勝利でレッドソックスは勢いがでてくるだろう。タイガースの本拠地でワールドシリーズ進出を決めるかもしれない。
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