わくわくワールドツアー! ジヴェルニーのモネの家と庭
BS各局が制作する美術番組は2年前3本あったのに、今はBS朝日の‘世界の名画’だけ。毎週みているが、10月からは金曜日になった。番組の内容はとくに変わってない。4日のダヴィッドのあと2週、視聴率の期待できる印象派が続いた。モネとルノワール。
モネ(1840~1926)の大ファンだから、モネ特集のときは目の色が変わる。今回は‘日傘の女’(1886年 オルセー美)の誕生物語。楽しくみたが、作品のことに加えてジヴェルニーにあるモネの家に関する情報がいろいろ入ってきたのがありがたかった。
モネが43歳のときに移り住んだジヴェルニーはまだ縁がない。そのため、次回パリへでかけることがあればこのモネの家とシャルトル大聖堂が訪問先の優先順位の一番になっている。では、どうやって行くのか、団体ツアーにはジヴェルニー訪問がコースのなかにはいっているものもある。そうでないコースでパリに滞在するときは自由時間を使って出かけることになる。
オプションは二つある。ひとつはパリからでている観光バスツアー‘ジヴェルニーのモネの家 半日コース’を利用する。もう一つの選択は自分で列車に乗りジヴェルニーをめざす方法。この番組のお蔭で後者の段取りがおおよそわかった。
サン・ラザール駅から大西洋に面した街、トゥルーヴィル駅まで走る長距離列車(2階建て)が運行されているようだ。これに乗って45分で到着するヴェルノン駅で下車する。ここがジヴェルニーの最寄駅、駅からは便利なことにモネの家行きのシャトルバスがでているとのこと。20分で到着。
パリから1時間半くらいでモネの家に行けることがわかり、このオプションがいいかなという気がしてきた。そしてこの列車を利用するとモネが連作を描いた大聖堂のあるルーアンや美味しいシーフードにありつけそうな保養地、トゥルーヴィルへも足がのばせる。トゥルーヴィルは2時間で着くというから、ノルマンディー地方へは意外と気軽に行ける感じ。
モネが風景画を制作したセーヌ川沿いの街を巡る旅をいつの日か実現させたい。
| 固定リンク
コメント