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2013.09.09

初日に出かけた‘ミケランジェロ展’!

Img_0001           フィレンツェの地図(拡大で)

Img_0003        ‘階段の聖母’(1490年頃)

Img_0006      ‘レダの頭部習作’(1530年頃)

Img_0005     ‘クレオパトラ’(1535年頃)

上野の西洋美ではじまった‘ミケランジェロ展 天才の軌跡’(9/6~11/17)を初日にみてきた。I LOVE ミケランジェロなので、3年前お目にかかった‘階段の聖母’(拙ブログ10/2/18)であってもひとりでに足が美術館に向く。

今回展示されるミケランジェロ(1475~1564)の初期の彫刻作品や素描など60点はフィレンツェにあるカーサ・ブオナローテイ(拡大地図で)が所蔵しているもの。日本でミケランジェロの彫刻が公開されたのは過去一度だけあった。だが、これは木彫の磔刑のキリスト像、大理石の彫刻がやって来たのは‘階段の聖母’がはじめて。だから、今回の展示はちょっとした‘事件’といっていい。こんなことはこの先まずないだろう。

‘階段の聖母’はミケランジェロ15歳のころの作品。この歳でこんな作品をつくりあげるのだからまったく恐れ入る。現地でも感じたことだが、顔をみて次に視線を子どもを抱いている手に移すと手が異常に大きいことがわかる。一方、足をみるとこれは普通の足。じつに生な感じがするのが親指裏のうしろのふくらみ。これは新発見だった。

素描で目を惹くのは‘レダの頭部’、こういうのをみるとミケランジェロが絵を描いている姿が頭に浮かび、彫刻作品に対する思い入れが心のなかに積み重ねられていく。作品として描かれた‘クレオパトラ’は3年前みたかどうかは定かでない、みてないような気がする。クレオパトラのインパクトのある思いつめた目をしばらくみていた。

この展覧会へ出かけたのは‘階段の聖母’と再会し、図録をゲットするためだった。彫刻作品をコンプリートしたミケランジェロとは一生つきあうつもりなので、こうした素描や関連資料を収録した図録はとても貴重。時間をつくりじっくり読もうと思っている。

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コメント

私はフィレンツェでカ―サ・ブォナロ―ティに行っていないので、初めて『階段の聖母子』を見ることができました。

15歳でこれだけの作品を作るのは、やはり天才としか言いようがありませんね。

背を向け、体を捻っている幼児キリストのポーズに、後のミケランジェロの人体表現の原点を感じました。

晩年の『キリスト磔刑像』は、残念ながら私にはインパクトがありませんでした。

レダとクレオパトラの素描は、さすがによかったですね。

投稿: ケンスケ | 2013.09.12 21:58

to ケンスケさん
フィレンツェ観光でカーサ・ブオナローティへ行く
順番はどうしても下がりますので、訪問する機会
がなかったのですが、3年前ようやく思いの丈を
叶えました。また日本で‘階段の聖母’がみれる
のですから足を運ばないわけにはいきません。

西洋彫刻ではミケランジェロとベルニーニが特別の
存在ですから、1点でもみれれば一生の思い出に
なりますね。

絵でも彫刻でも天才芸術家の作品ならその余韻は
半年は続く感じです。最近の美術鑑賞は数はもう
どうでもよくて画集に載っているような傑作に年に
数点でも出会えればそれで十分満ち足りています。

投稿: いづつや | 2013.09.12 23:30

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