ビッグニュース! キトラ古墳壁画 東博で来春公開
昨日の朝日新聞夕刊と今日の朝刊に日本美術ファンにはたまらないニュースが載った。来春、東博で奈良県明日香村のキトラ古墳の極彩色壁画が公開されるという。
明日香村が奈良県のどこにあるかピンポイントですぐイメージできないが、この村で発見された高松塚古墳とキトラ古墳の壁画については一応画像の情報はあるし、いつかこの目でという思いをずっと抱いてきた。その願いが来春、東京で叶えられるというのだから嬉しい話。共催する朝日新聞に大拍手!
公開は4~5月、2010年までに石室からはぎ取られた四神の‘青龍’(東方の守護神)、‘白虎’(西方)、‘朱雀’(南方)、‘玄武’(北方)のうち複数が展示されるようだ。四つ全部みたいが、二つみれるだけでも貴重な体験。
展示日程が決まり実際にみるとなると、壁画の前にたどり着くまでに相当時間がかかりそう。昨年1月に公開された中国の国宝中の国宝‘清明上河図’と同じような鑑賞になることは必至。でも、こういうのはへっちゃら。現地へ行かなくてお目にかかれるのだから、2時間待つくらいなんてことはない。
一番見たいのは‘朱雀’と動きのある‘白虎’、一体どれが登場するか?今からワクワクしている。
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