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2013.09.29

新秋田県立美術館 9/28 本オープン!

Img_0003     藤田嗣治の‘花鳥図’(1929年 パリ 連合国倶楽部)

Img_0002     ‘花鳥図・陸鳥’(部分)

Img_0001     9/28に本オープンした新秋田県美

Img     藤田嗣治の‘秋田の行事’(1937年 新秋田県美)

東北各県の県庁所在地でまだ行ってないところが2つある。岩手の盛岡市と秋田市。秋田の上の青森へは7年前、弘前で開催された‘奈良美智展’をみるためにクルマを走らせ駅前のホテルで一泊した。

盛岡と秋田へ出かける計画が具体的にあるわけではないが、9/22(日)のBS朝日で放送された美術番組をみて秋田へ足がちょっと向いてきた。その日の番組表をみて急遽ビデオ撮りすることになった番組は藤田嗣治(1886~1968)の話、タイトルは‘藤田嗣治・秋田への夢旅’。

番組のなかに新情報があった。安藤忠雄が設計した新秋田県美が昨日9/28に本オープンしたこと、そしてそこに藤田が1929年に描いた‘花鳥図’の精巧な複製が展示されること。

藤田が1937年現地で描いた大作絵巻‘秋田の行事’など藤田の作品を沢山蒐集した平野政吉のコレクションを展示する平野政吉美が秋田にあることは知っていた。が、この美術館は秋田県美とは別の美術館だと思っていた。ところが、よく調べてみると秋田県美が平野政吉美のことだった。どうもややこしい。

そして、新秋田県美。これはNO情報だったが、旧秋田県美から200m離れたところに新しく建設されたらしい。昨年の7/21に竣工し、新美術館がスタートした。では平野政吉コレクションはどうなったのか、旧秋田県美は今年の6月に休館となり、藤田の作品は全部新美術館へ移った。だから、いつかお目にかかりたいと思っている‘秋田の行事’は9/28からは新しい美術館にどーんと展示してある。

まだ足を踏み入れていない秋田、ここでちょっと横道にそれてどうでもいい話を少し。大学を出て会社に就職したとき最初に配属された部署に秋田高校出身の先輩が二人いた。年齢は3つちがいだが大学も一緒、別のグループで仕事をしており、二人とも課長に一歩手前のポジション。この二人同じ秋田の生まれで高校も大学も同じなのに、どうもウマが合わず会議の席ではよく火花を散らしていた。秋田を訪問したときは二人のことが頭をよぎりそう。

美術番組をみていると時々大きな収穫がある。今回それは藤田がパリにあった連合国倶楽部の一室を装飾するために描いた‘花鳥画’。この絵のことは手元の画集や回顧展の図録にはでてこない。だから、藤田がこんな狩野派のような画風の花鳥画を描いていたのか!という感じ。日本のTVクルーが高性能のカメラで撮影し色を正確にひろった複製を作成、そしてこれを新秋田県美で公開することになった。

連合国倶楽部は特別の会員制クラブのため現地のサロンで本物を目にすることは叶わない、せめて複製画をと思うがこれも今回は縁がない。でも、TVの画像で細部までみせてくれたので結構楽しめた。藤田作品には大いに関心をもっているので新たな作品の出現に強い刺激を受けている。

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コメント

お写真拝見してます。
‘花鳥図はパリ’で‘秋田の行事は新秋田県美術館’のようですね。
藤田らしからぬ作品には興味があります。
鹿児島出身の藤田と秋田の関係も気になります。
秋田高校のお話も個人的におもしろく拝読しました。

投稿: Baroque | 2013.09.30 19:24

to Baroqueさん
藤田はこんな目を惹く花鳥画も描いていたんですね。
画技が高く、なんでも描けることがよくわかりました。

前から大作の‘秋田の行事’が気になっていたので
すが、縁遠い存在でした。いつか春か夏に新秋田県美
を訪問しようと思います。

そのときは秋田高校出身の先輩のことがなつかしく思い
出されそうです。同じグループでよくしてもらった先輩
はもう一人の人より3歳年下で、父親は秋田大学の学長
をつとめた人でした。

投稿: いづつや | 2013.09.30 23:00

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