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2013.09.27

日本の美 薄!  近代日本画家のすすきコラボ

Img     菱田春草の‘武蔵野’(1898年 富山県近美)

Img_0004     東山魁夷の‘秋富士’(1955年 静岡県美)

Img_0001     小野竹喬の‘あかあかと日は難面もあきの風’(1976年 京近美)

Img_0003     徳岡神泉の‘薄’(1966年 東近美)

このところぐっと秋らしくなった。半袖で散歩していると寒さを感じるようになったから、そろそろ長袖に切り替えようと思う。散歩の時間は1時間、以前は1時間半くらい歩いていたが、足首とか腰に少し痛みがでてきたのでコースを短縮して1時間にとどめることにした。

秋の風物詩すすきは散歩コースで出くわす。すすきは山の近くとか田んぼがあるようなところへ行かないとみれないと思いがちであるが、ぶらぶら歩いてみると家のまわりでも結構目にする。すすきのイメージは垂れた稲穂と同じで先のほうがいい具合にカーブしているところ。今は穂を手でさわってみることはないが、小さい頃はそのやわらかい手触り感が心地よかっ記憶がかすかに残っている。

日本画とつきあっていると画家が描いた作品によっても季節感じることができる。夏が終わって秋が来たことを強く思わせるすすき、菱田春草(1874~1911)がとてもいいすすきを描いている。‘武蔵野’は明治神宮で4年前ようやく出会った。この絵を所蔵しているのは富山県近美なので何度もみるとこは叶わないが、もう2回くらいはみておきたい。

東山魁夷(1908~1999)が富士山を描いたものはこれまで3点みた。その2点は朱を基調にした色彩豊かな作品、もう一枚は‘秋富士’。これをみるたびに魁夷は春草の絵を意識したのだろうか、と思ってしまう。ちょっと不思議なのがすすきの丈の長さ、こんなに背が高かった?

小野竹喬(1889~1979)の絵は‘奥の細道句抄絵’(10点)の一枚、すすきのフォルムが様式化されデザインのように描かれている。明るい色彩とポップな感じのする画面はまるでポスターをみているよう。竹喬の手にかかると平凡なすすきが洒落た模様になる。晩年の竹喬の作品に200%心を奪われている。

徳岡神泉(1896~1972)の薄は東近美にあることはわかっているのだが、なかなか現れてくれない。背景を写実的に描かないこういう花の絵は外国人の目からするとは抽象画の部類に入る。薄の生命力だけを抽出したようなこの作品にいつか会ってみたい。

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