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2013.08.05

わくわくワールドツアー! スペイン 銀の道

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Img_0005_3       セビリアとヒホンを結ぶ‘銀の道’

Img_0006_2     世界遺産 ラス メドゥラス(ローマ帝国による金採遺跡)

Img_0004_3        高いところから注ぐリンゴ酒

昔の職場仲間にスペインが大好きな女性がいた。いい人がみつかり会社をやめたのだが、結婚する前にスペイン語をもっと学びたいとサマランカ大学に半年くらい通っていた。スペインの北部についてはこのサマランカとTV番組で特集していた巡礼の道の終着点サンティアゴ・デ・コンポステラ、そしてアルタミラ洞窟くらいしかインプットされてない。

先月、たまたまみたBS日テレの‘世界水紀行’でスペインの西を南北に結ぶ‘銀の道’というものがあることを知った。‘銀の道’はセビリアとカンブリア海沿の港町ヒホンを結ぶ古代ローマから続く交易ルート。全長800㎞。番組はこの道を北上しサマランカ、アストルガ、金鉱山ラス・メドゥラス、オビエドにスポットを当てていた。

このなかで最も関心が高かったのは世界遺産にもなっているラス メドゥラスの金鉱山。じつはこの古代ローマによる金採遺跡は2月に放送されたTBS‘世界遺産’でその存在を知ったが、場所がはっきりしなかった。ここは金の集積地アストルガの近郊の山岳地帯にある。

目が点になるのが奇岩が連続する風景、トルコのカッパドキアをすぐ連想したが、これは台地の隆起とか雨による浸食といった自然現象によって生まれたものではなく、古代ローマ時代に行われた金の採掘によってできたものとわかり二度びっくり。

土木技術に長けた古代ローマ人のやることはスケールがでかい。赤茶けた山肌がこんな形になっているのは山をどどどっと破壊したから。金鉱山の山頂に貯水槽をつくり水源から水を集めてくる。そして、その大量の水を鉱山のなかに蟻の巣のように掘られたトンネルに一気に流し、その力で山を崩した。崩れた山からでた土をふるいにかけ金を採取した。こうした方法でローマ帝国は紀元前1世紀から紀元後3世紀まで金を採り続けた。

ローマ時代の話はライフワークなのでこの遺跡はとても興味がある。個人旅行で行ってみたい気もする。番組の後半、オビエドのレストランでおもしろい光景に出くわした。それはリンゴ酒のカップへの注ぎ方。手を高くあげてそこから下に注いでいる。こうするのはガスを抜くため、そうすると香りと味がでるそうだ。フランスのモンサンミッシェルを訪問した時、昼食にリンゴ酒を飲んだ。テーブルに持ってくる前はこんな格好で注いでいたのだろう。

スペインをまた旅行することがあったら、ラス・メドゥラスの奇岩とリンゴ酒のことを頭のなかにいれておきたい。

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