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2013.08.31

‘カイユボット展’でお目当ての作品と会えるか?

Img_0001_2         ‘カフェにて’(1880年 リヨン美)

Img_0002_2     ‘ヨーロッパ橋’(1876年 ジュネーブ プティ・パレ美)

Img_0003_2     ‘床のかんなかけ’(1875年 パリ オルセー美)

10月になるとお楽しみの西洋絵画の展覧会が3つはじまる。‘ターナー展’(10/8~12/18、東京都美)、‘カイユボット展’(10/10~12/29 ブリジストン美)、‘印象派を超えて’(10/4~12/23、国立新美)。

このなかで思い入れの強いのがカイユボット(1848~1894)の回顧展、カイユボットは印象派・ポスト印象派の画家のなかでは準ビッグネームという位置づけ。野球でいうと、先発の9人には入らず、控えの一番手という感じ。これまでこの画家の回顧展が国内で開かれたことはない。だから、ブリジストンのチャレンジには素直に拍手を送りたい。

どんな作品がでてくるのかすごく期待しているのだが、美術館の案内ボックスなどにチラシが置いてないので展覧会の概要がまったくわからない。NO情報のまま八重洲に足を運び会場で大きなサプライズを味わうことになるかもしれない。それはそれで楽しいが。

みたい作品は‘カフェにて’と‘ヨーロッパ橋’。どちらも海外旅行ツアーではなかなか行けないところにある美術館の所蔵、滅多にない回顧展がなんと日本で企画されそこに2点があったりするとこれはサプライズ二段重ね、はたして?こういうときは優しいミューズにおすがりするほかない。

カイユボットという画家を知るきっかけになったのがオルセーでみた‘床のかんなかけ’。印象派以前だったら、こういう光景が絵になることはなかっただろう。かんなの削りかすのリアルな描写に目が釘づけになったことを今でも鮮明に覚えている。

この絵だけならカイユボットは‘ああ、そういう印象派の画家がいたな’で終わっていた。ところが、2008年シカゴ美で衝撃的な出会いがあった。それは大作‘雨のヨーロッパ広場’(拙ブログ08/4/3)。これをみたら誰でもカイユボットのファンになる。それ以来、カイユボットの作品は特別の関心をもってみるようになった。

さて、追っかけ画が何点でてくるか、開幕をワクワクしながら待っている。

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コメント

私も、カイユボットの展覧会に期待大です。

シカゴに車で行けるところに四年ほど住んでいたので、シカゴ美術研究所にはたびたび足を運び、そのたび『雨のヨーロッパ広場』を見たことを懐かしく思い出します。

ご紹介の作品では、『ヨーロッパ橋』に特に惹かれます。鉄橋が描かれ、いかにも19世紀産業革命の時代を象徴していますね。

おっしゃる通り、カイユボットは印象派の画家の中では特に有名ではありません(独自性が強くないからでしょうか?)が、技術的には高いものがあると思います。

投稿: ケンスケ | 2013.09.01 07:56

to ケンスケさん
ターナー展も楽しみですけどこれまで作品は
そこそこ見ている画家、一方カイユボットは
まとまってみるのがはじめてですから、つい
期待してしまいます。

シカゴで‘雨のヨーロッパ広場’をみてカイ
ユボットに開眼しました。何度もみられた
ケンスケさんが羨ましいです。回顧展にどん
な絵が並ぶか楽しみですね。

投稿: いづつや | 2013.09.01 10:43

この前ブリヂストン行ったらチラシできてました。
ヨーロッパ橋は来ます。
あと、パリの通り 雨、マルモッタンモネ美術館
ジュヌヴィリエの平原、黄色の岡、メルボルン国立ヴィクトリア美術館
室内、窓辺の女 室内、読む女 共に個人蔵
なんかがくるみたい。

不景気でチラシもあまり何処の美術館も出回りませんね。

投稿: oki | 2013.09.01 21:28

to okiさん
情報ありがとうございます。‘ヨーロッパ橋’
は展示されますか!嬉しいですね。期待がもて
そうです。

投稿: いづつや | 2013.09.01 23:34

お久しぶりです。
カイユボット展を私も楽しみにしています。
7月には、プーシキン美展の名画の数々を堪能しました。
数年前にもやってきましたが、この時も金魚をはじめ有名画家のよい絵に出会うことができました。
オルセー美展の「床のかんなかけ」でカイユボットが印象に残り、前回のプーシキン美展では、セザンヌ「池にかかる橋」が◎
絵画鑑賞を重ねていくに従って、気になる画家、絵が増えていきます。

ところで、7月上旬に中欧へ行って、自由時間にウィーン美術史美術館で名画の数々をたっぷり堪能してきました。
ブリューゲルの部屋では、13点も見ることができましたが、細部にわたり見るにはもっと時間がほしいほどでした。

2年前ご一緒した旅行会社で、「ヨーロッパ美術館三昧の旅」という11月よりの企画があり、夫が11月に丁度都合がつくということで、申し込みました。
ロンドン、パリ、ブリュッセル、オランダ9つの美術館巡りで、ルーヴル3時間、オランジュリー1時間、それ以外の美術館は2時間といううれしい行程です。
アムステルダム国立美術館は新装なりましたね。傑作といわれる名画も、また違った印象をうけるかもしれません。期待がふくらみます。

しかしながら、催行の確立は低い…

投稿: siba | 2013.09.02 14:53

to sibaさん
今年は西洋絵画の展覧会にぐっとくるもの
が多いですね。エル・グレコ展、クラークコレク
ション展、ラファエロ展、プーシキン美展、
アメリカンポップアート展、そして秋のターナー展、
カイユボット展、一緒に訪問しましたクレラー=
ミュラー美のゴッホやスーラの作品が目玉の展覧会。
本物を見る機会の少ないカイユボット展に注目して
ます。

ウィーンでブリューゲル三昧ですか!羨ましいですね
。ブリューゲルの作品はどこの美術館も貸出ししま
せんね。やはり特別な画家という感じです。

11月の美術館めぐりツアーは楽しそうな企画ですね。
2年前のツアーも絵画好きにはたまらない日程でしたが、
9つの美術館をまわるというのすごいですね。改築により
魅力度がさらにアップしたアムステルダム国立美と
ゴッホ美、ご主人さまと存分にお楽しみください。

投稿: いづつや | 2013.09.02 21:30

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