13年後半 展覧会プレビュー!
今年も半年があっという間に終わり、今日から後半。いつものように7月から12月にかけて開催されるお楽しみ展覧会をまとめてみた。
★西洋美術
7/6~9/16 プーシキン美展 横浜美
7/20~9/23 ルーヴル美展 東京都美
8/7~10/21 アメリカンポップアート展 国立新美
8/7~9/1 秘蔵の名品アートコレクション展 ホテルオークラ
8/10~10/14 レオナール・フジタ展 Bunkamura
9/6~11/17 ミケランジェロ展 西洋美
10/3~11/19 吉岡徳二展 東京都現美
10/4~12/23 印象派をこえて 国立新美
10/8~12/18 ターナー展 東京都美
10/10~12/29 カイユボット展 ブリジストン美
★日本美術
7/3~8/25 谷文晁展 サントリー美
9/3~10/14 竹内栖鳳展 東京近美
10/5~11/24 横山大観展 横浜美
10/8~12/8 京都 洛外洛中図 東博
10/26~12/1 光悦展 五島美
11/2~12/5 井戸茶碗展 根津美
11/2~12/8 今村紫紅展 三渓園
12/7~2/11 下村観山展 横浜美
(注目の展覧会)
西洋美術は今週の土曜からはじまる‘プーシキン美展’が最大の楽しみ。期待大なのはルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、そしてアンリ・ルソー、久しぶりに横浜美が大ホームランを打ってくれそう。もうずいぶん前からまわりにいる美術好きにこの展覧会のことを話してきた。とても楽しみ!
8月から国立新美ではじまる‘アメリカンポップアート展’も心が踊る展覧会。海外の美術館巡りはアメリカにシフトする予定なので、今はウォーホルやリキテンスタインらの作品への関心がとても高い。
新オルセーを特集したTVの美術番組で展示室に備えつけられたガラスのベンチは日本人デザイナー吉岡徳二が制作したことを知った。名前はインプットされていたが、その作品についてはNO情報だったので、そのすばらしいベンチに目が吸い寄せられた。だから、東京都現美で10月に開催される‘吉岡徳二展’が楽しみ。
10月は期待の展覧会がもう二つある。‘ターナー展’と‘カイユボット展’。テートブリテンにあるターナーの作品がどっとやって来るようなので、テンションは相当上がりそう。そして、ブリジストンで開かれる‘カイユボット’にも注目している。画集に載っている作品が何点みられるか、大いに期待したい。
日本美術は東博の‘京都 洛中洛外図’が賑やかになりそう、こういう展覧会は一種のイベントみたいなもの。京都に生きた人々のエンターテイメント気分をたっぷり楽しみたい。洛中洛外図をはじめとする追っかけ風俗画との対面が待ち遠しい。
五島美の‘光悦展’はすごいものがいっぱいみれそうな予感。五島美のやきもの展はいつも優品が登場するので今からわくわくしている。近代日本画家の回顧展が後半に集中。お楽しみははじめて体験する‘竹内栖鳳展’と‘今村紫紅展’。
| 固定リンク
コメント
こんばんは。
今年も後半戦ですね。
いよいよ、プーシキン始まりますね。愛知で、先行して開かれてましたが、評判はどうでしょう?
なんか激こみの美術館とガラガラ美術館に分かれる予感がー。
山梨のオランダ ハーグ派展覧会は、如何ですか?
前半戦は、貴婦人と一角獣と、夏目漱石の美術世界展をベストに挙げたいです。
投稿: oki | 2013.07.01 22:51
to okiさん
プーシキン美展は出品作をみる限る一級の展覧会
ですね。楽しみです。東京ビッグ5の美術館の
盛況に刺激されたのか横浜美も相当気合が入って
ます。
そして、ブリジストンも金をかけた企画展をすこし
やるようになりましたね。
オランダはレンブラントとフェルメールとハルス
以外は関心がありません。
投稿: いづつや | 2013.07.02 12:15
いづつやさん、こんばんは。
西洋美術では、プーシキン、ターナー、そしてカイユボットに期待しています。プーシキンは、もう始まりましたが、粒ぞろいのフランス絵画が揃っているようですね! プッサンの絵は、主題をしっかり頭に入れて観賞しようと思います。
日本美術では、今週もう谷文晁に行ってまいりましたが、個人的には今一つの感がありました。
今後は、東博の洛中洛外図、竹内栖鳳に期待しています。
あと山種美で速水御舟もありますね。それから京博で山楽・山雪展を見たので、出光美の江戸狩野展にも行こうかと思っています。
投稿: ケンスケ | 2013.07.06 23:08
to ケンスケさん
プーシキン美展はとても楽しみです。プッサンの
絵は何年か前あったベルリン美展で一点みまし
たが、今回やってくるものはこれより数段いい
感じです。早くみたいです。
ターナー展は大作が沢山みられそうですから、
わくわくしてます。そして、カイユボット展は
よくぞ日本で回顧展をやってくれました、という
感じです。どの追っかけ画が登場するか興味深々
です。
作品の数が少ないのに高い料金をとる山種美が
開催した竹内栖鳳展はみる気がしませんが、近代
日本画の殿堂、東近美の竹内栖鳳展は心が踊り
ます。
投稿: いづつや | 2013.07.07 00:06