好投が続くレッドソックスの田沢、上原!
今日の大リーグはヤンキースとオリオールズの試合とレッドソックスとアスレチックス、東西地区の首位を走るチーム同士の戦い、2つを中継していた。今関心の的はレッドソックスのクローザーに昇格した上原のピッチング、この試合は上原をみるのに理想的な展開だった。
アウエイでの一戦だが、レッドソックスが主導権を握っていた。2回に2点先制し6回まで同点で進んだが、7回ハミルトンの落球で1点をもらうと続く8回にはオルティーズが2点ホームランを放ち勝負を決めた。
レッドソックスの勝ちパターンになったので8回の裏は1アウトのあと田沢がでてきた。今シーズン、田沢はセットアッパーとしていい仕事をしている。重くて速いストレートでバッターを力で抑え込む投球スタイルが板についてきた。度胸がすわっているのがいい。今日も2人をなんなく打ちとった。
そして、9回は期待の上原の登場。レッドソックスの点数が6になり点差が4になったので、この回を抑えてもセーブはつかないが、それはクローザー上原にとってどうでもいいこと。3人を簡単に片づけた。上原は制球力がいいからストライクはいつもポンポンととる。とにかくストライクをとる能力に秀でている。これが監督に高く評価され、華のクローザーに抜擢された。
大リーグのクローザーとして脚光を浴びるのはマリナーズで活躍した佐々木以来のこと。レッドソックスは現在、2位のオリオールズに5.5ゲームの差をつけている強いチーム、こんな伝統のあるチームのクローザーを今上原がつとめている。これはみていて気持ちがいい。フォークを駆使してバッターを三振にしとめるたびに上原の体からはアドレナリンがどばっとでているにちがいない。
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