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2013.07.20

焼却されたピカソ、モネらの名作!

Img      焼却されたピカソ、モネらの7作品

2日前TVからショッキングなニュースが流れてきた。昨年10月オランダのロッテルダムの美術館で盗まれたピカソ、モネらの絵7点が焼却されたという。130億円をこえる価値を持つ作品がこの世から永遠に消えてしまった。

このいたたまれないことをしてくれたのは美術館から絵を盗んだルーマニア人の母親、息子は1月に逮捕されたが、母親は墓地などに埋めていた作品をまた掘り出し、2月自宅のかまで焼き、証拠隠滅を図った。なんてことをしてくれるんだ!大声で怒鳴ってやりたい気分である。

7点を所蔵していたのはオランダのトリトン財団、コレクションの全貌はわからないが財団の存在は3年前行われた‘ゴッホ展’(国立新美)でインプットされた。このときゴッホのいい花の絵やモネ、シスレーの風景画3点が展示してあった。

盗難にあった7点のうち画集などで知っているのは画像の上の右からふたつ目の絵だけ。これはゴーギャンとポン=タヴェンで親しかったデ・ハーンが描いた‘日本的背景の自画像’(1889年)、この絵の下にあるゴーギャンの‘窓辺の少女’(1898年)は画集でお目にかかったことがない。

左端のモネの2点‘チャリング・クロス駅’(上)と‘ウォータールー橋’(下)はモネ展でお馴染みのロンドンの連作シリーズの一枚。この2点を回顧展でみることはなかったが、その可能性がまったく消滅した。モネの大ファンなのでこういうのは辛い。

ピカソの‘アルルカンの頭部’(下の真ん中)は興味を惹く絵。これまで縁のあったアルルカンとは異なり、キュビスム全開のぎょっとさせるアルルカン、一度みたかった。焼くことはないよね!こんなおもしろい絵を。

過去名画が盗難にあったり、展示中に傷つけられたりすることはよく耳にするが、今回のように名画が盗まれたうえ焼かれたなんてことがあっただろうか?こんなことは二度と起きて欲しくない。

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