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2013.05.17

美術に魅せられて! 断続型の展覧会鑑賞

Img_0001     ダン・アリエリー著‘不合理だからすべてがうまくいく’(10年 早川書房)より

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展覧会へ出かける回数は2年前からぐんと減り、昨年は年間で59回(海外も含む)。今年もこのペースは変わらず、月に1度の頻度で動いている。出動日は最初の美術館に開館時間の10時前後に着くように家をでて、夕方まで4つか5つくらいの美術館を忙しくまわる。

05~07年のころは年に250回も280回も足を運んでいた。だから、今は展覧会との接触は大幅に減っている。でも、満足感が小さくなったという思いはまったくない。それどころか美術への愛着がますます深まり、思い入れの強い展覧会が日々の生活に心地よいリズムと喜びをもたらしてくれている。

こうした気持ちをぴったりいい表しているものが‘不合理だからすべてがうまくいく’(ダン・アリエリー著 10年 早川書房) にでてくる。上のグラフは買い物のスタイルによって満足度がちがってくることを示したもの。

ここで散財戦略というのは買いたいものを片っ端から買っていき、パーッとお金を使ってしまうこと。この場合、散財の直後は幸せ絶頂だが、われわれは新しいものにあっという間に順応してしまうので目新しさはすぐ薄れてくる。すると、満足度はあっという間に薄れる。

断続戦略は最初に全部買わないで少しずつ買い足していくやり方。まずは新しいベッドを買い、3ヶ月後にTVをそしてその次にソファを買という具合に。こうすると、最初の満足度は散財型には及ばないが、買い足すことにより順応のペースがゆるめられ、満足度を再び引き上げることができる。だから、断続戦略をとったほうが全体的な満足度は高くなる。

新製品を買ったときに起きる高揚感や満足感は時間が経つとどうしても減少していく。その満足感を長続きさせるには、いいかえれば順応を遅くするためにはどうしたらいいか、それは中断すること、次の買い物まで時間をおくことなのである。

展覧会の鑑賞もせわしく出かけるより、適度の間隔をあけて新鮮な気持ちを維持しておくほうがトータルでみると大きな満足が得られるのかもしれない。

来週から江戸東博ではじまる‘ファインバーグコレクション展’(5/21~7/15)はお楽しみの里帰り展。だんだん気分が盛り上がってきた。

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