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2013.04.18

アートに乾杯! 馬力をまさに感じさせる馬図

Img_0002_2     狩野山楽の‘繋馬図絵馬’(1614 京都 妙法院)

Img_0003_2     狩野山楽の‘牧馬図屏風’(部分 ギリシャ国立コルフ・アジア美)

Img_0005_2          長沢蘆雪の‘躍馬図’(18世紀 アルカンシェール美)

Img_0004_2     曽我蕭白の‘牧馬図’(部分 18世紀)

毎年京都ではこの時期になると非公開文化財特別公開が行われる。過去2回京都のバス会社が実施しているお寺や神社めぐりツアーに参加し、貴重なお宝を楽しんだ。これで8つぐらいの寺を回ったことを記憶している。

そのひとつ、妙法院でみた墨で描かれた馬の絵馬が今京博で開かれている‘狩野山楽・山雪展’(3/30~5/12)に展示されている。背景が金地なので右の前足を大きくあげ分厚い胸と頭を後ろに反らす姿が目に強く焼きつけられる。

山楽(1559~1635)の描いた絵馬はもう一点みたとこがある。それは海津天神社にある連銭葦毛の馬のもの。だが、いつどこでみたかがどうしても思い出せない。ともに馬のカッコよさが見事に表現された作品だから、山楽の話になると‘龍虎図’とともにこの馬の絵が思い起こされる。

回顧展には馬が目を惹く‘狩猟図’がでているが、これをみて4年前江戸東博であったギリシャのマノスコレクション展のことが思い出された。作品の大半は保存状態のとてもいい浮世絵だったが、このなかにまじって山楽の馬の群れを画面いっぱいに描いた屏風があった。野原にいる馬の群れを描いた作品をときどきみることがあるが、この山楽の絵はこれまでみたなかでは一番印象深いものかもしれない。

長沢蘆雪(1754~1799)の子どもが手綱を一生懸命にひいている絵は15,6年前根津美であった‘アルカンシェール美名品展’でお目にかかった。忘れられない一枚なのでもう一度姿を現わしてくれないかと思っているが、その機会がまだやってこない。

動きがすごくある上ユーモラスたっぷりなのが曽我蕭白(1730~1781)の‘牧馬図’。これは韃靼人が野馬を捕まえる場面。空中を飛ぶような姿で描かれている人物はまるで木下サーカスの馬の曲芸をみているよう。戯画っぽい描き方に思わずニタニタしてしまう。

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