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2013.04.25

大リーグと日本のプロ野球の違い!

Img     ダルビッシュ vs ハミルトン(エンゼルス)

大リーグ中継で今最もみられているカードはダルビッシュが投げる試合だろう。今日も期待に応えてエンゼルス打線を6回ゼロ点に抑え、4勝目をあげた。

BSが中継する大リーグは長いことイチローが主役を務めてきた。このことはイチローの打率が2年前から徐々に下がり複数安打の試合が少なくなった今でも基本的には変わってない。これはイチローが投手と違って毎試合出場する野手であることも理由のひとつ。

投手の場合、好投を続けているダルビッシュでも黒田でも岩隈でも登板の間隔は4日と決まっている。この3人はチームの先発投手陣の1番手、2番手なので登板する日が1日くらいのズレはあってもかなり重なってくる。すると、彼らが投げる試合は必ず放送したとしても、一週間でみると残り5試合はイチロー、青木らの野手が出場する試合をもってこなければいけない。

このためどうしてもイチローは外せない。が、悩ましい問題がある。それはイチローが下位の打順で先発することが多くなったので、マリナーズでプレーしていた時と比べて打席に立つ回数が少なくなったこと。すると、ヤンキースの試合とはいえイチローが1、2番で先発しない試合はソフトの価値が低下する。察するにイチローの試合を見る大リーグファンがだいぶ減ったのではなかろうか。

イチローが2番を打つのはかなり厳しい。それは大リーグの打順についての考え方が大きく影響している。大リーグでは1番から4番までを打つ選手に期待される能力が日本のプロ野球とは違っている。日本と違ってバントで送る戦法はポストシーズンのようなビッグゲームでは採用されてもレギュラーシーズンはほとんどやらない。そして、意外と思われるかもしれないが盗塁ができる足の速い選手は限られているので1,2番を打つ選手は盗塁ができなくても構わない。

1、2番に求められているのはヒットを打ち、あるいは四球を選び出塁すること。とにかく塁にでて3番の最強バッターのお膳だけをする。これが役目。日本では4番が打の中心だが、大リーグでは3番に一番いい選手をもってくる。

例えば、ヤンキースではカノー、タイガースだと昨年三冠王に輝いたカブレラ、エンゼルスはプーポールズか今年レンジャーズから移籍したハミルトン、そしてナリーグだと青木のいるブリュワーズのブラウン、ジャイアンツのサンドバル、ブリュージェイズのバチースタ、、

3番にロングを打てる選手が入っているので、1,2番がランナーででたときリスクのある盗塁で2塁を狙う必要があまりない。1塁にいれば2塁打がでればホームに帰ってこれるので強いチームはせかせかした野球をしない。これがヤンキースの点のとりかた。だからイチローの足は軽くみられる。

そのうえイチローは四球を選ばないバッター、つまり2番に求められる出塁率に達してないと首脳陣からはみられている。となると、打率を3割に上げないと2番定着は難しい。そのうち、長打力のあるグランダーソンやタシエラが復帰してくるとその可能性はますます低くなる。

ヤンキースの試合を気分よくみれるのはどうも黒田が投げるときだけのような気がしてきた。

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