« MoMA(2) 96億円で落札されたムンクの‘叫び’と遭遇! | トップページ | MoMA(4) 絶大な人気を誇るアンリ・ルソーとピカソ! »

2013.03.25

MoMA(3) リカバリー上々のスーラ!

Img_2     スーラの‘オンフルールの夕暮れ’(1886年)

Img_0001_2     スーラの‘ポール=ベッサンの外港の入り口’(1888年)

Img_0002_2     ゴッホの‘星月夜’(1886年)

Img_0003_2     セザンヌの‘シャトー・ノワール’(1903~04年)

MoMA用に作った必見リストに書き込まれている作品は64点、その大半は近現代絵画だがポスト印象派が3点入っている。スーラ2点とセザンヌ1点。

アメリカの美術館にはスーラ(1859~1891)の作品が結構ある。今回みれたのはスタートのワシントンナショナルギャラリーで2点、そのあとNYの3館で5点、トータルで7点。このうち3点が追っかけ画だから、上々の成果だった。

MoMAにあるスーラは4点、その3点が運よくずらっと並んでいた。言葉を失ってみていたのは‘オンフルールの夕暮れ’、図版でみて魅了されそうな絵だなと思っていたが、本物は期待通り心に響く夕暮れだった。これまでみたスーラの海景画ではこれが一番印象深い。

はじめてこの美術館を訪れたのは1990年、有名な作品が次々と現れるので館内ではずっと興奮状態だった。こういうときはインパクトの強い作品でないと長く記憶にとどまらない。点描法で描かれた‘ポール=ベッサンの外港の入り口’はよく覚えている。絵に最接近したり少し離れてみたり、不思議な体験だった。

ゴッホ(1853~1890)の‘星月夜’の前には大勢の人がいた。いくつもある糸杉の絵ではこれが一番のお気に入りなので、すぐ‘みるぞ!’モードになる。炎を連想させる糸杉と夜空に描かれた渦巻きが激しくコラボし、みる者の心を揺すぶる。右上の三ケ月は静かにあたりを照らしているのに対し、大小の〇で表された星は輝きを増す度に前後に動いている感じ。やっぱりゴッホはスゴイ!

追っかけセザンヌ(1839~1906)は‘レスタック湾’だったが、これはまた縁がなかった。展示されていたのは好きな風景画‘シャトー・ノワール’と日本にやって来たことのある‘水浴の男’。久しぶりの対面だから、気持ちを新たにしてこの名作と向き合った。

|

« MoMA(2) 96億円で落札されたムンクの‘叫び’と遭遇! | トップページ | MoMA(4) 絶大な人気を誇るアンリ・ルソーとピカソ! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/57033873

この記事へのトラックバック一覧です: MoMA(3) リカバリー上々のスーラ!:

« MoMA(2) 96億円で落札されたムンクの‘叫び’と遭遇! | トップページ | MoMA(4) 絶大な人気を誇るアンリ・ルソーとピカソ! »