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2013.02.17

ナショナルギャラリー(8) 人気作家の作品を存分に楽しんだ!

Img_0001_2     オキーフの‘カラー、No.3’(1930年)

Img_2         ステラの作品

Img_0002_2        リキテンスタインの作品

Img_0003_2     ウォーホルの‘グリーン・マリリン’(1962年)

現代アートが中心の東館で多くの作品が展示されている部屋は西館と地下通路でつながっているコンコースと2階にある。最上階のタワーにも部屋はあるがここはニューマンの白黒作品専用で写真撮影はフラッシュなしでもNG、そして1階と2階の小部屋は所蔵作品のミニ回顧展とか企画展のために使われている。

大好きなオキーフ(1887~1986)の作品4点と遭遇したのは2階の部屋。必見リストに入れていた‘カラー、No.3’が姿をみせてくれたので心が踊った。手元の画集などを参考にするとここはこの連作6点の4点を所蔵している感じ。今回はそのNo.3,4,5がどんとでていた。08年のときはNo.4だけだったから大収穫。なにしろこのNo.3はTASCHEN本の表紙を飾っている作品、鮮やかな緑色を多く使いクローズアップでとらえられたカラーが具象と抽象半分々という感じで描かれている。しばらく気持ちよくながめていた。

ステラ(1936~)とリキテンスタイン(1923~1997)はオキーフが展示してある部屋と企画展が開かれている部屋をつなぐ通路の壁に飾ってあったもの。ここの空間にあるのはみな大作、ステラは画像の作品と‘同心正方形’と‘フリン・フロン’シリーズの3点、リキテンスタイン、そしてすでに紹介したダリの‘最後の晩餐’とデュビュッフェ。

複数の画材を用いコラージュのように構成されたステラの作品は川村記念美にある‘恐れ知らずの愚か者’(1885年)とよく似ている。アメリカで期待しているのはこういう圧倒されるようなスケールをもった作品。NYのMoMAにある作品もすごいが、ここのモダンアートもエンターテイメント気分をおおいに掻き立ててくれる。

リキテンスタインのすっきりポップアートがお気に入りなのだが、本物をみた機会はまったく少ない。これから美術館巡りはアメリカの美術館に軸足を移そうと思っているのはリキテンスタインやウォーホル、そしてポロック、ロスコ、ニューマン、ステラなどをもっとみるため。今回リキテンスタインは4点(ナショナルギャラリー2点、MET1点、フィラデルフィア1点)、もうすこしみたかったが、ここでこの自由の女神に出会ったからOKにした。どの作家も乾杯!というわけにはいかない。

前回まったく縁がなかったウォーホル(1928~1987)はコンコースで図録に載っている‘グリーン・マリリン’プラス1点をみた。これまでみたマリリン・モンローはMoMAにある‘ゴールド・マリリン・モンロー’が最も印象深いが、背景を緑にしたこの作品もぐっとくる。ミューズはほかの美術館でも微笑んでくれるだろうか?

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