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2012.12.17

満足のキメ手はリファレンス作品! 準ビッグネームの傑作(2)

4572     カイユボットの‘パリ、雨の日’(1877年 シカゴ美)

4571     シニャックの‘朝食’(1886~87年 オッテルロー クレラー=ミュラー美)

4575     シスレーの‘朝日を浴びるモレ教会’(1893年 スイス ヴィンタートゥール美)

4574     ドンゲンの‘画家の妻の肖像’(1911年 アムステルダム ゴッホ美)

4573     ドランの‘ロンドンブリッジ’(1906年 NY MoMA)

カテゴリーの‘印象派’のなかに入れている画家はマネやポスト印象派などを含めて15人くらい。野球でいうと1番から9番までの先発メンバーがビッグネームの画家で控えの選手が準ビッグネーム。

先発メンバーは一番からゴッホ、ルノワール、モネ、マネ、セザンヌ、ゴーギャン、ドガ、ロートレック、スーラ、そしてベンチにいるのはピサロ、シスレー、カイユボット、シニャック、レイセルベルヘ、モリゾ、カサット。

その準ビッグネームの作品でこれまで最も感激したのはカイユボット(1848~1894)の‘パリ、雨の日’。08年シカゴ美でこの絵をみた時は見事に描かれた都市風景に腰が抜けるほどの衝撃を受けた。図版ではイメージできなかったが、絵は縦2.12m、横2.76mもあるビッグサイズ。ガイドさんが事前の説明で‘必見の絵ですよ!’と言っていたことが即納得できた。

昨年訪問したクレラー=ミュラーでもサプライズの絵があった。シニャック(1863~1935)の‘朝食’。これまでみたシニャックの点描画は山の風景とか港の光景を描いたものばかり、これほど大きく描かれた人物画があったとは。200%KOされた。

シスレー(1839~1899)の作品をみる機会はこれまで多くあったが、モネのように体が震えるようなことがないというのが正直なところ。ただ1点、光をとても感じる絵があった。それは2,3年前世田谷美で開催された‘ヴィンタートゥール美展’に出品された‘朝日を浴びるモレ教会’。このくらい強く光がとらえられていると印象に残る。

オランダのフォーヴ派、ドンゲン(1877~1968)は関心を寄せている画家のひとり。国立新美であった‘大エルミタージュ美展’では幸運にも1点展示してあった。過去体験した作品は20点くらい。だから、まだまだ見たりない。ゴッホ美にある妻の肖像画はドンゲンを好きになるきっかけとなった一枚。今のところこれがベストワン。

同じフォーヴイズムのドラン(1880~1954)やブラマンクには惹かれてない。で、これまでとりあげてこなかった。といってもぐっとくるのがないわけではない。お気に入りはドランの‘ロンドンブリッジ’とポンピドーにある‘二艘の小舟’。この2点は例外、‘ロンドンブリッジ’に会ったのは20年前だからもう一度くらいはみておきたい。

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