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2012.11.13

いつか行きたい美術館! フィラデルフィア美(1)

4448_2     ボスの‘この人を見よ’(15世紀)

4447_2     ターナーの‘国会議事堂の炎上’(1835年)

4449_2     ホーマーの‘ライフライン’(1884年)

4446_2       アンリ・ルソーの‘カーニヴァルの夕べ’(1886年)

世界は広いからまだ出かけていない美術館はいくつもある。そのなかで行きたい度の一番上にあるのがモスクワのプーシキン美とフィラデルフィア美。ともに質の高い作品が集まっているブランド美術館。

この二つ、現地は訪問してないが日本でそのすばらしいコレクションの一端をみる機会があった。プーシキン美は05年にマチスの‘金魚’や印象派のいい絵がやって来たし、来年には横浜美でルノワールの女性画などが復活展示される。そして、フィラデルフィア美ついても07年にマチスやクレーなど77点が公開された。

プーシキンは10年の間に2回も名品展があったので、フィラデルフィアにもつい期待したくなるがこちらのほうは可能性は低そう。シカゴ、クリーブランド、オルブライト=ノックスも一回こっきり。

フィラデルフィア美でみたい絵のリストはもうずいぶん前からできあがっており、その一部はこれまで‘もっとみたい画家の名画’シリーズでもとりあげた。この美術館にある古典絵画で画集に載っている作品は少ないが、とても気になるものがある。それはボス(1450~1516)の‘この人を見よ’と‘東方三博士の礼拝’。どういう経緯でボスの絵がここに入ったのか知らないが、ボスがあるだけでもフィラデルフィアはすごいと思ってしまう。

ターナー(1775~1851)の‘国会議事堂の炎上’は図版をみているだけでもテンションがあがってくる。現在東京都のメトロポリタン美展に出品されている‘ヴェネツィア サルーテ聖堂の前廊から望む’のようなサプライズは待ち受けているような気がする。

アメリカの美術館だからアメリカの画家の傑作への期待も高い。その筆頭がホーマー(1836~1910)の迫力満点の‘ライフライン’、この海洋画の存在を知ったのは26年前、以来対面を夢みている。また、作品情報がまったくないのだが、ワイエスもみたい画家。何年か前、ここで大ワイエス展があったというからいい作品があるにちがいない。

多くのアメリカのコレクターを魅了したのがアンリ・ルソー(1840~1910)、ここも‘カーニヴァルの夕べ’と‘ポピンクの服の少女’を所蔵している。‘カーニヴァル’の背景に描かれた木々の細い細い枝をじっくりみてみたい。

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コメント

ここのアンリ・ルソーは画集で見たことがありますが、実に魅力的ですね! 画面上半分の空の青に白い月が映えています。

ターナーの火事は抽象画を思わせる色彩で、ターナーの円熟期の作品なのでしょうか。昨日、東京富士美術館でターナーの海景を見たのですが、たぶん初期の自然主義的な作品で、フィラデルフィア作品のような抽象的描写のほうが私は惹かれます。

ホーマーは、荒波が描かれていて本領発揮という感がありますね。

フィラデルフィアのボスは、画集で見たことがないのですが真作なのでしょうか。

投稿: ケンスケ | 2012.11.17 21:08

to ケンスケさん
フィラデルフィアにあるルソーは鑑賞欲を
そそりますね。

ターナーとホーマーもすごく惹かれます。
ライフラインは映画の一場面をみるよう
です。

ボスの2点真作です。アメリカにあるボスは
手元にある本では4点、ワシントンナショナル
ギャラリーの1点と個人蔵の1点、そして
フィラデルフィアの2点です。

投稿: いづつや | 2012.11.18 00:43

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