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2012.11.23

音楽が誘う絵画の世界! マーラー‘交響曲1番 巨人’

4478_2     コントラバス                    マーラー

4481_2     プッサンの‘日の出を探し求める盲目のオリオン’(1658年 メトロポリタン美)

4479_2     ベックリーンの‘オデュッセウスとポリュフェモス’(部分 1896年)

4482_2     ルドンの‘キュクロプス’(部分 1914年 クレラー=ミュラー美)

4480_2         レーニの‘勝ちほこるダヴィデ’(1603~04年 ウフィツィ美)

マーラー(1860~1911)の交響曲で聴く回数が多いのは1番、2番、5番、9番、今日はその1番の巨人。この曲はマーラーの曲のなかでは短いほうだから、マーラーが聴きたくなったときは耳が寄っていく。

最も耳に馴染んでいるのが第3楽章のコントラバスが奏でる♪♪物憂く葬送風のメロディ、これはまさに巨人が暗闇のなかをのっしのっしと歩いていくイメージ。とても重々しく恐怖心を駆り立てられる、ここはしばらく物陰に隠れてこの怪物が通りすぎるのを待つしかない。

巨人を描いた絵ですぐ思いつくのはプッサンの‘日の出を探し求める盲目のオリオン’。小さい頃は巨人というと条件反射的にガリバーをイメージした。そして、絵画をみるようになって最初に出会った巨人はゴヤの‘巨人’。だが、この絵は3年前ゴヤの作品ではなく、ゴヤの弟子が描いたことがわかった。

プッサン(1594~1665)の盲目の巨人オリオンは4年前、METであった大プッサン展でお目にかかった。見上げるような大きさだった。この場面は目を潰されたオリオンが道案内の少年を肩に乗せて視力をとりもどすため日の出を求めて出かけるところ。

ベックリーン(1827~1901)の絵も目に焼きついている作品、気持ちよく眠っていたのにオデュッセウスに目を突き刺されたポリュフェモスは怒り狂って大暴れ、島を脱出しようとするオデュッセウスたちの乗った船にめがけて大きな岩をぶん投げている。

ポリュフェモスと比べればルドン(1840~1916)の描く一つ目巨人のキュクロプスはやさしいもの。裸で眠るガラテイアに恋し、何度もアプローチするが相手にされない。まあ、一つ目では仕方ないか、高望みというもの。

レーニ(1576~1642)が描いた‘勝ちほこるダヴィデ’はウフィッティとルーヴルでみた。石の台におかれたゴリアテの顔の大きいこと!ダヴィデは‘おいらもデカイことをやっちまったよ、どうだいこんな巨人を倒したんだぜ、今頃足が震えてきたよ’といっているかもしれない。

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