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2012.11.06

傑作が揃った‘ルオー展’!

4422_2            ‘踊り子’(1931~32年 ルオー財団)

4423_2            ‘貴族的なピエロ’(1941~42年 アサヒビール)

4424_2              ‘小さな家族’(1932年 出光美)

4425_2           ‘道化師’(1909年 パナソニック汐留ミュージアム)

現在、パナソニック汐留ミュージアムで開かれている‘ルオー展’(10/6~12/16)をみてきた。先月の美術館めぐり(10/10)のとき最後に寄った。ところが4階はとても静か、ここは水曜が休館だった!時々こういう間が抜けたことをしている。で、今日は仕切り直し。

数週間前、日曜美術館で取り上げられた作品のなかで最も気になったのが‘貴族的なピエロ’。これはアサヒビールの所蔵で京都の大山崎山荘美の図録にちゃんと載っている。でも、ここを訪問した時に飾ってなかったので図録ではこれほど魅力的な絵とはイメージできなかった。実際絵の前に立つといい気持ちになる。

だが、これよりもっと心を奪われたものがあった。ルオー(1871~1958)が1931年ころに制作した‘踊り子’。これまでみたルオーでベストワンはポンピドーにある‘傷ついた道化師’とこれと人物の構成がよく似ている‘小さな家族’(出光美 拙ブログ08/6/20)だったが、今回この‘踊り子’がトップの位置に躍り出た。

絵の存在は以前TVの美術番組でみて知っていたが、こんなに大きくて色の鮮やかな絵だったとは。横に飾ってある‘小さな家族’も大きな絵だがこれはこれより一回り大きい。そして色使いで目に焼きつくのが上のカーテンの赤。踊り子の横にいるのは二匹の犬? パリのルオー財団が所蔵するこの絵に日本で遭遇したのは一生の思い出になる。

出光とともにルオーのいい絵をもっているパナソニック汐留ミュージアム、ここで何度かルオー展を体験したからお気に入りの絵が定着してきた。今回展示の中心になっている道化師や踊り子を描いた作品のなかでどうしても足がとまるのが深い精神性を感じる‘道化師’と‘女曲芸師’。

小さ頃から道化師に心を寄せてきたルオー、道化師の絵にこめられたルオーのやさしい心が伝わってくるとてもいい回顧展だった。

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コメント

僕も観ました。
趣向がこらしてありますね。
何でも画商ヴォラールが、席を確保していたので、サーカスをルオーも観られたとか。何時もただで。
晩年になるほど、道化師が聖性を帯びてくるのも面白いですね。
あぁ、覗き穴から、動画が、観られるサービスもありましたね。
ルオー展でも出光は絶対そんなことしないから、趣向を凝らした汐留ミュージアムに軍配がー。

投稿: oki | 2012.11.07 22:32

to okiさん
4年前、出光であった回顧展より今回のほうが
感動しました。一級のルオーの作品がこんなに
沢山みれたのは嬉しいかぎりです。仰るように
演出のセンスはなかなかのものです。

張本ではないですが、あっぱれ!マークをあげ
ましょう。

投稿: いづつや | 2012.11.07 23:47

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