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2012.10.26

アートに乾杯! 眠る子どもの絵

4383_2         アメリングの‘マリー・リヒテンシュタイン候女2歳の肖像’(1836年)     
4384_2     モリゾの‘ゆりかご’(1872年 オルセー美)

4385_2     ミレイの‘二度目の説教’(1864年 ギルドホール・アート・ギャラリー)

足を運んだ展覧会が特別良かったか普通だったかは展覧会を見終わったあと図録をながめる回数でおのずと決まってくる。大きな満足を得られたときは、図録を身近なところにおいて何度も何度もページをめくっていることが多い。

今国立新美で開催されている‘リヒテンシュタイン美展’(10/3~12/23)はみてから2週間くらい経つが図録を頻繁にながめ、お気に入りの作品で感動の再生産をしている。この展覧会、ルーベンスが最大のお目当てだったが、そのほかに大変印象深い絵があった。

それはアメリング(1803~1887)が描いた眠っている子どもの絵。この女の子がリヒテンシュタイン家の子どもであることはこの際横におくことにしよう。白く柔らかそうなほっぺがとても可愛いからずっとそばにいたくなる。散歩をしていると時々こんな天使のような赤ちゃんや幼児に出くわすことがある。そんなときは足取りも軽く、夕食がいつもより2倍美味しい。

10月10日の美術館めぐりでは作品同士のおもしろいコラボがあった。ヒリテンシュタイン美のあと寄った三の丸尚蔵館でまた眠る子どもの絵に遭遇したのである。長澤芦雪の‘唐子睡眠図’(拙ブログ10/14)。

子どもでも大人でも眠っている姿を描いたものはごく少ない。だから、同じ日に同じモチーフを扱った絵を西洋画と日本画で2点みたというのはじつに不思議な縁。

アメリングの絵から眠る子どもを連想したのはモリゾ(1841~1895)の‘ゆりかご’と
4年前Bunkamuraであったミレイ(1829~1896)の回顧展でみた‘二度目の説教’。ミレイは子どもの絵の名手。この居眠りする女の子も本当に愛らしい。

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