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2012.09.10

魅力いっぱいのチュニジアモザイク!

4266_2     チュニジア・シェムトゥの大理石採石場

4267_2     ‘オデュッセイア’(4世紀 チュニス バルドー博)

4268_2     ‘トラ’(4世紀 チュニス バルドー博)

4269_2     ‘ヴォーナスの勝利’(2世紀 ブラ・レジア遺跡)

3年前‘古代カルタゴとローマ展’が大丸東京店で開かれたとき、チュニジアの古代ローマ時代の遺跡から出土したモザイクをかなりの数みた。北アフリカのモザイクはその存在を知っていても、本物をこれほど多くみる機会は過去になかったからとても楽しめた。今、このとき手に入れた図録をまたじっくりながめている。

モザイクの材料となる大理石、そのなかで珍重されるのが古代黄色と呼ばれる大理石。黄色い石の中でも一際美しく黄金の石と称えられる。これは豪華な衣裳や人間の肌の色を表すのにもってこいの石。でも一ヶ所でしか採れない。その場所はチュニジア北西部の山のなかにあるシェムトゥ。

この古代黄色にはピンクがかった黄色など微妙に色が異なるものがいくつかあるため、これらを巧みに組みあわせるとうまくグラデーションがだせ人間の肌の陰影をつくることができた。いい材料を使い腕のいい職人の細かい作業よって生み出されたモザイク、大丸でみたのはほんの一部にすぎない。

チュニスにあるバルドー博がモザイクの宝庫、ここには魅力いっぱいのモザイクが沢山あるので訪問したくなった。大きなものがどーんどーんと飾ってある。作品の前では相当テンションが上がりそう。鑑賞欲をそそるのが‘オデュッセイア’と牙をむく姿が写実性豊かに表現された‘トラ’。いずれもこれまでみたものと比べるとワンランク、ツーランク上という感じ。

最高傑作といわれる‘ヴィーナスの勝利’が見られるのはチュニジアの西部にある古代ローマの住居跡、ブラ・レジア遺跡。暑さを避けるため地下につくられた食堂の床に描かれている。この遺跡は一般公開されているのだろうか?OKならば足を運んでみたいのだが。

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