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2012.08.28

待ち遠しい東京都美の‘メトロポリタン美展’!

4218_2     モネの‘マヌポルト(エトルタ)’(1883年)

4221_2     ホッパーの‘トゥーライツの灯台’(1929年)

4220_2     レンブラントの‘フローラ’(1654~55年)

4219_2     ドラクロアの‘嵐の最中に眠るキリスト’(1853年)

秋に行われる西洋美術の展覧会で最も関心を寄せているのが東京都美の‘メトロポリタン美展’(10/6~1/4)。あと一ヶ月ちょっとで開幕するのに出品内容が載ったチラシが手元にない。で、館のHPをチェックみた。

すると待望の作品情報がずらずらとでてきた。急いでクリックすると次第にテンションが上がってくる。作品は全部で133点公開されるようだ。絵画が54点、彫刻・工芸66点、写真13点。期待の絵画は名画が沢山やってくる。新館記念展の第2弾も200%特◎、開幕が本当に待ち遠しい。

再会が楽しみなのがモネ(1840~1926)の‘マヌポルト(エトルタ)’。METにはモネの傑作中の傑作が2点ある。この絵と‘サンタドレスのテラス’、ともに大好きな絵だが10年パリのグランパレであった大回顧展には2点とも展示された。その1枚がやってくるのだからすばらしい。

もう1点嬉しい絵があった。ホッパー(1882~1967)の‘トゥーライツの灯台’。ホッパーらしい絵。4年前シカゴ美でみたときはあわただしかったので、今度はじっくり味わいたい。

日本で追っかけ画に会えるとは思ってもいなかったのがレンブラント(1606~1669)の‘フローラ’とドラクロア(1798~1863)の‘嵐の最中に眠るキリスト’。前回METへ出かけたときこの2点は必見リストに載せていたのに残念ながら姿をみせてくれなかった。こういうことがあると東京都美への好感度はますますアップする。

会社で製品やサービスの満足度に関する業務に携わっておられる方ならよくご存知のように、‘満足度’はユーザーの抱いている期待値との関係で決まる。期待値のレベルが10だったのに製品、サービスが15くらいあるように思えたらもう大満足。期待を2割以上上回ると人は満足する。逆に期待値を下回ると不満足となりその製品は購入されない。

たとえ他社のレベルをこえていても、ユーザーは他社との比較ではみてない。自分の好きな会社の製品をこれまで使って得られた満足をベースにして新製品を評価するのである。ブランド企業というのはいつもユーザーの期待に応えられる企業のこと。使い手の期待値はどんどん上がっていくからこれに対応するのはかなり大変。でも企業はそれに応える。それを繰り返すうちに真のブランド企業に成長していく。

美術館が実施する展覧会もこれと似ている。美術好きは‘あの美術館ならいい作品をみせてくれるだろう、あの人が館長をやっているのだから、画集に載っているような傑作をもってきてくれるはず’と期待するのである。ホームランを打ち続ける東京都美、ここの企画展は当分目が離せない。

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コメント

おはようございます。
メトロポリタン美術館展本当に待ち遠しいですね。
いつか、いづつやさんがあげていたように、良い展覧会やる美術館が決まってきましたね。
国立新、リヒテンシュタイン、三菱一号館、シャルダン、などなど。
日本にいながら海外の名画がやってくるのですから、1500円も高くないか。
高島屋のリーチも今日からですね。

投稿: oki | 2012.08.29 08:10

to okiさん
いい絵がどどっとあるMETにオールスター的
なラインナップを期待するのは度がすぎますが
、先発メンバーが数点入っているので大満足
です。

印象派はモネのほかにゴッホの‘糸杉’や
セザンヌの‘レスタックからみたマルセイユ湾’
もありますからかなり充実してます。

国立新美、東京都美、西洋美、Bunkamura、
三菱一号館美の5強が競い合って海外から名画
をもってきてくれると西洋美術の展覧会は楽し
さが倍増しますね。

投稿: いづつや | 2012.08.29 13:04

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