« ワシントン フリーア美の忘れもの! | トップページ | ベルリン美にあるレンブラントの追っかけ画! »

2012.08.24

フェルメール コンプリートまであと3点!

4204_2     ‘紳士とワインを飲む女’(1658~59年 ベルリン国立美)

4203_2     ‘取り持ち女’(1656年 ドレスデンl国立美)

4205_2     ‘音楽の稽古’(1662年 イギリス王室コレクション)

フェルメールの描いた愛らしい二人の少女が上野でコラボするのもあと20数日。‘真珠の耳飾りの少女’(マウリッツハイス美)と‘真珠の首飾りの少女’(ベルリン美)がこの先日本にやってくるのは20年以上先になるだろうから、もう一度みておきたい気もするが、あの待ち時間ではううーん、いいかとなる。

マウリッツハイス美展は東京都美のあとは9/29から来年の1/6まで神戸市博で開催される。関西の方はいまかいまかと待っておられると思うが、四国や北陸、中国、九州にお住まいの方だって神戸へ出かけようと計画されている人は多いのではなかろうか。

‘真珠の耳飾りの少女’を2000年大阪市美ではじめみたときは展示室には大勢の人はいたが、行列をつくって鑑賞するということはなくじっくりみれた。ところが、この絵の公開が関西では2度目となる神戸展では当時より4,5倍の観客が押しよせるのではなかろうか。フェルメールの少女の人気はとどまるところを知らない。この少女の絵を心から愛しているので、多くの人にもてはやされることはすごく嬉しい。

このようにフェルメール(1632~1675)のファンであることはまちがいないが、30数点の作品が全部好きというのではない。だからフェルメールへの思い入れ度は200%のめりこんでいるカラヴァッジョ(1571~1610)、レンブラント(1606~1669)の半分くらい。今回西洋美で念願の‘真珠の首飾りの少女’との対面が叶ったので、好きな絵はおおよそ目のなかにおさめることができた。で、今は安堵の気持ちがいっぱい。

フェルメールでまだみてない作品は3点。みたくてしょうがないという絵でもないのだが、ここまできたらコンプリートをやりとげようと思っている。ベルリンにある‘紳士とワインを飲む女’と一度訪問したことのあるドレスデン国立美が所蔵する‘取り持ち女’についてはいつもの団体ツアーに参加して遭遇する段取りはついている。

いつみれるのか見当がつかないのがイギリス王室コレクションの‘音楽の稽古’。イギリス旅行はこれからもいろいろ計画しているが、この絵が公開されるタイミングに無理やり日程をあわせるほど見たい度は強くない。だから、フェルメールコンプリートの時期はだらだらと延びるかもしれない。

|

« ワシントン フリーア美の忘れもの! | トップページ | ベルリン美にあるレンブラントの追っかけ画! »

コメント

いづつやさんも、フェルメールより、カラヴァッジョ、レンブラントですか!
僕も上野では、フェルメールが混んでますから、比較的空いているレンブラントばかり眺めてました。
いづつやさん、フェルメール制覇していただきたいですが、個人蔵がありましたよね、もうご覧になられた?

投稿: oki | 2012.08.25 00:06

to okiさん
フェルメールは10点くらいは大好きですが、
ほかは正直いってあまり心が動きません。
とくに男が登場する絵がおもしろくないです。

個人蔵の‘ヴァージナルの前に座る女’は
08年東京都美であったフェルメール展に出品
されましたが、okiさんは行かれなかった?
小さい絵でぐっとくる絵ではありませんでした。

投稿: いづつや | 2012.08.25 11:55

いづつやさん、こんばんは。

あと三点だけ見られていないのですね。
私もご紹介いただいた三点は見ていません。そのほか、フランクフルト・シュテ―デル美術館の『地理学者』(確かBunkamuraに来た時、見ませんでした)、ロンドン・ケンウッドハウスの『リュート弾き』、個人蔵の『聖女プラクシデス』、ハーグの『デルフトの眺望』も見ていません。

私が好きなのは、左から光が入ってくるフェルメールに多いタイプの作品です。

それ以外では、以下の作品に惹かれます。

―手紙を書く女(ワシントン、ナショナル・ギャラリー)

―女と召使(ニューヨーク、フリック・コレクション)

―手紙を書く女と召使(ダブリン、ナショナル・ギャラリー)

ダブリンの作品は、後期の硬質な感じのする作品の中で唯一、白、グレーなどの色が、私にはいぶし銀のように光って感じられ、好きです。

不思議なことにウィーンの大作『絵画芸術』には、それほど惹かれません。

個人の好みって不思議ですね。

投稿: ケンスケ | 2012.08.25 22:23

to ケンスケさん
自画像のない画家というのはなんか遠い感じ
がしますね。作品への愛着度と画家への思い
入れが重なってきません。フェルメールは
やはりナゾの画家です。

‘女と召使’は芝居の一場面をみているよう
でとても惹かれてます。‘手紙を書く女’の
あのふけ顔がどうもダメです。同じことが‘少女’、
‘リュートを調弦する女’(ともにMET)にもいえ
ます。

投稿: いづつや | 2012.08.26 00:27

おはようございます。

フェルメールに関するニュースがあるので、いづつやさんがまだ聞かれていないかも、と思い、書かせていただきます。

一昨日、国立西洋美術館を通りかかって、掲示を見たら、
フェルメールに帰属される『聖プラクセディス』が今、国立西洋美術館の常設展示室に寄託されているとか。

この絵は、11億円ほどでオークションで売却されたと2年ほど前に読んだのですが、なんと日本人が買っていたそうです!

国立西洋美術館に寄託してくれるなんて、気前がいいですね。近々、見に行ってみようと思います。

投稿: ケンスケ | 2015.04.11 09:19

to ケンスケさん
‘聖プラクセディス’を落札したのは日本人だっ
たとは、そして、西洋美に寄託したというのは
いい話ですね。

この話どこからとはなく耳に入ってましたが、
まだ西洋美ではみていません。15年前大阪市美
でお目にかかりましたが、それからだいぶ時間が
たってますので、再会すると新鮮に感じるかも
しれません。いずれと思ってます。

投稿: いづつや | 2015.04.11 23:52

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フェルメール コンプリートまであと3点!:

« ワシントン フリーア美の忘れもの! | トップページ | ベルリン美にあるレンブラントの追っかけ画! »