大リーグ日本人選手 好調組 vs 不調組!
大リーグは後半戦に突入した。昨日はレンジャーズのダルビッシュがアスレチック戦で7回2失点と好投し、11勝目をあげた。
また、その前日はヤンキースの黒田が7回を完封し9勝目をあげ、大リーグ通算50勝を達成した。
投手ではこの先発2人が予想通りの活躍をしている。ともにチームが東地区、西地区で首位を走っているから応援していても楽しい。
残念なのは黒田の登板する試合を毎回中継してくれないこと。相変わらずイチローが出場する西地区断トツの最下位(レンジャーズとは15.5ゲーム差)、マリナーズの試合が多い。ヤンキースは人気の球団なのだから、これからは黒田が投げるときは全試合を放送し大リーグファンの期待に応えてくれないと、NHKのかかげる視聴者に喜ばれる番組づくりに反することになる。
バッターで好調組はブリュワーズで一番を任されている青木(上の画像)。現在、打率は.285、ヤクルト時代3回も首位打者になった選手だから、打撃の技術は一級品。これからは投手陣に研究されるから目標の3割は難しいだろうが、チームの勢いを引き出すリードオフマンとしての役割をしっかりと果たしてきくれそうな気がする。
一方、成績が上がらないのがイチロー、松井、岩隈、復帰した松坂。打率が.261まで落ちているイチローは1番から2番に降格させられてしまった。本人にとっては屈辱的な扱いにちがいないが、2割6分の成績では文句はいえない。このあたりは大リーグは厳しい。今の打撃状態では3割は無理。すると、2連連続3割を切る。あの強靭なイチローの肉体に変化がおきているのだろうか、とにかく今のイチローの悪さ加減は相当深刻。
このイチローより輪をかけて悪いのが松井。ヒットがでない。打率は.147と目をおおいたくなるような低さ。残念だが、この成績では戦力外を通知されてもしょうがない。まさに崖っぷち。
レッドソックスの松坂は肘の怪我から復帰したものの、思うようなピッチングができずまたDL入り。チームは首位のヤンキースから9.5ゲーム離され最下位。2枚あるワイルドカードの獲得を目指して、バレンタイン監督は松坂に期待しているだろうが、それに応えるピッチングができるか。とりあえずは1勝が欲しいところ。がんばれ、大輔!
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