イチロー ヤンキースへ電撃移籍!
昨日、調子の上がらない選手としてとりあげたイチローがヤンキースへ電撃移籍した。そして、ヤンキースの背番号31のユニフォームを着てマリナーズと戦った。まさかのヤンキース入団である。今年イチローはマリナーズとの契約が切れるが、年俸は下がるだろうが来年以降もマリナーズでプレーし続けるものと思っていた。
が、イチローはチームが自分を必要としてないなと感じたにちがいない。いまやマリナーズの顔となったイチロー、どこの球団でもそうだがチームの柱となる選手が契約の最終年をむかえる場合、残ってもらいたいという意思が球団サイドにあればシーズン前半に遅くともオールスター前までに選手と再契約について話し合いをする。
こういう話がでてこなかったので、球団としてはイチローの高い年俸を相当下げる腹づもりだなとみていたが、トレードというオプションまでは読めなかった。
新天地のヤンキースでのデビューは8番ライトだった。記者会見でジラルディ監督はイチローをレフトで使うといっていた。今、ヤンキースのライトは打撃がいいスウィッシャー、彼が故障から戻ってくるまではこれまで通りライトのポジションだろうが、いずれレフトでの起用ということになる。
レフトを守っているのは以前ブレーブズのスタープレイヤーだったジョーンズ。若いときは打撃もよくセンターの守備も上手い部類に入っていたのに、今は足が衰えよたよたした守備になっている。イチローがレフトを守ることで外野の守備は格段によくなる。
では打順は何番?今日は8番だが、イチローが新チームで大いに刺激を受け打撃が上向いてきたら、1番あるいは2番を打たせるのではなかろうか。足の衰えが全然感じられないイチローを上位で打たせると早めに得点があげられゲームの主導権をとることができる。
ヤンキース入りでイチローにもワールドチャンピオンのリングを手にする可能性もでてきた。NHKはこれからはヤンキースとレンジャーズの試合を軸に中継することになるだろう。すると今日すばらしいピッチングで10勝目をあげた黒田が投げる試合も頻繁にみれるようになる。イチローと黒田の二人が投打、そして守備でヤンキースの勝利に貢献する。これは楽しくなった。
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