大リーグ オールスター戦!
バーランダー(タイガース)
ハミルトン(レンジャーズ)
ストラスバーグ(ナショナルズ)
ブラウン(ブリュワーズ)
今日は大リーグのオールスター戦をスタートから終りまでみていた。今年は日本人選手は一人の出場しなかった昨年とはちがい、レンジャーズのダルビッシュが最後の一人に選ばれたので、オールスターゲームに対する関心が特別高い。
オールスター戦は大リーグ中継の少ないナショナルリーグで活躍している選手を知る絶好の機会。どんな球を投げ、どんなバッティングをみせるのか興味はつきない。そんなことを思いながらみていた。
ゲームは先発したアメリカンリーグの大エース、バーランダー(デロトイト・タイガース)が予想外の制球の乱れで1回表いきなり5失点した。攻撃の口火をきったのがイケメン大リーガー、ブラウン(ミルウォーキー・ブリュワーズ)。小次郎の長い刀を思わせる長いバットでライトオーバーの2塁打を放ち、一塁ランナーをホームにかえした。
ブラウンは前半戦レギュラーを獲得し3割を打った青木のチームメイト。NHKのインタビューで‘アオキは真の忍者でいい選手’なんておもしろいことをいっていた。アメリカ人にとって、日本は今だにサムライ、忍者の国というイメージ、オイオイという感じだが、この国では2,30年前に製作された映画によってつくりあげられた日本のイメージはいつまでも変わらないのだろう。
初回5点をとったナリーグが4回にもカブレーラ(SF・ジャイアンツ)のホームランなどで3点追加、そしてそのまま9回までアリーグに得点を許さず、8-0で勝利した。これでナリーグは3連勝。ワールドシリーズの開幕試合はオールスターで勝ったリーグの球場ではじまることになっているから、今年もまたナリーグに有利なスタートとなる。
出場した投手のなかで関心を寄せていたのがすごい速い球を投げる23歳のストラスバーグ(ワシントン・ナショナルズ)。前半、ナショナルズはナリーグ東地区を首位で折り返したが、チームの好調を支えているピッチングスタッフの柱が若き速球王、ストラスバーグ。
1回だけの登板で今日は160キロのスピードがでなかったが、変化球のコントロールも決まっていた。やっとこの投手の投げる球をみれた。次はプレーオフでその勇姿をみてみたい。
テキサスレンジャーズの選手は主力バッターのハミルトン、ベルトレーなど8人、ダルビッシュは残念ながら投球する機会がなかったが、これは予想通り。後半戦15日に投げることになっているから、ダルビッシュの心はこっちにむかっているだろう。
大リーグの醍醐味は後半戦にあるが、今年からワイルドカードが2枚になったので例年以上に熾烈な戦いが繰り広げられるだろう。ゲーム差によっては地区優勝に届かないチームはワイルドカードの獲得に頭を切り替え、最後の最後までゲームを諦めずに戦う。
だから、勝率5割を確保しておればどのチームにもポストシーズン進出の可能性がある。青木やブラウンのいるブリュワーズだって今は負け越しているが、5割になったら気分ががらっと変わる。どのチームが調子を上げていくか、後半戦も目が離せない。
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