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2012.07.26

ワシントン ナショナル・ギャラリーの忘れもの(1)!

4115_2        フラゴナールの‘読書する少女’(1776年)

4114_3       ゴヤの‘サバーテ・ガルシア’(1806~11年)

4113_2     ロートレックの‘ボレロを踊るマルセル・ランデール’(1895年)

4116_2           モディリアーニの‘ジプシー女と赤ん坊’(1919年)

‘夢の美術館’シリーズでとりあげたようにワシントンには美術館や博物館が数多くある。だから、たっぷり時間をとってひとつ々を丁寧にみていくと充実した美術館めぐりとなるにちがいない。

楽しみの一丁目一番地はなんといってもナショナル・ギャラリー。この美術館のすごいところは有名な古典絵画がずらっと揃っていること。ルネサンス絵画のダ・ヴィンチ、ラファエロ、ボッティチェリ、ティツィアーニ、デューラー、北方絵画のファン・エイク、ボス、マニエリスムの画風がみられるグレコ、バロックのルーベンス、ラ・トゥール、レンブラント、フェルメール、本籍フランス、現住所イタリアのプッサン。

そして、18世紀以降に活躍した画家の名画もこあちこちにある。スペインのゴヤ、ロココ絵画のヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、イギリスのターナー、コンスタブル、新古典派のアングル、ロマン派のドラクロア、風景画のコロー、写実派のクールベ。

この美術館で最も充実しているのは昨年の秋、国立新美でも公開された印象派・ポスト印象派の作品。マネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンらの目を見張らせる傑作の前に立つとアドレナリンがどどっと出てくる。

いい絵がこれだけあると一度や二度の訪問だけで思いの丈をすべてはたすことはとてもできない。08年のときは生憎ヨーロッパ絵画が展示してある部屋が工事中で、対面を楽しみにしていたフラゴナール(1732~1806)の‘読書する少女’とゴヤ(1746~1828)の‘サバーテ・ガルシア’がみれなかった。

この2点はまだ本物を鑑賞してないが、フェルメールの‘真珠の首飾りの少女’やルノワールの‘イレーヌ嬢’と同じ特◎女性画、なんとしても会いたい。ゴヤはサバーテの美貌に一目ぼれし、‘描かせてもらえないだろうか’と懇願している。20世紀になるとピカソがパリの街角で若い娘に心を奪われ同じことをした。

ロートレック(1848~1903)とモディリアーニ(1884~1920)の絵もずっと気になっている作品。アメリカにあるロートレックで最も好きなのはシカゴ美でみた‘ムーラン・ルージュにて’とワシントンにあるこの‘ボレロを踊るマルセル・ランデール’。躍動感にあふれる踊りを披露するマルセルに会えるだろうか?

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コメント

いづつやさん、こんばんは。

ワシントンナショナルギャラリーは、十二年ほど前一度だけ行ったことがあります。

ここは、古典絵画も印象派、後期印象派とも実によく揃っていますね!

たくさん絵葉書を買った思い出があります。ファン・エイクの『受胎告知』、ボッティチェリの『三賢王の礼拝』、ラファエロの『アルバの聖母』などはエルミタージュ美術館が手放したものだそうです。

ご紹介のフラゴナール作品は、大変魅力的ですよね。

そのほかにエル・グレコとゴヤの作品群もスペイン以外では最大だと思います。フェルメールの『天秤を持つ女』にも魅せられました!

アメリカで唯一のボッスの真作『守銭奴』にも見とれたことを懐かしく思い出します。

投稿: ケンスケ | 2012.07.27 21:34

to ケンスケさん
ここはグレコとゴヤのいい絵がありますね。
そのなかで楽しみにしていた‘サバーテ’に
会えなかったのが残念です。そして、フラゴ
ナールの少女、目に焼きつく黄色の衣裳を早
くみてみたいです。

またボスの絵も特筆ものですね。ここの
古典絵画はサプライズの連続でした。

投稿: いづつや | 2012.07.27 23:13

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