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2012.07.25

シカゴ美術館の忘れもの!

4112_2     チャーチの‘コトパクシの眺め’(1857年)

4109_2     マティスの‘川のそばの水浴者’(1909年)

4110_2     ベックリンの‘海にて’(1883年)

4111_2       カサットの‘子どもの体洗い’(1893年)

4年前、アメリカを一般の団体ツアーで旅行したときは有名な美術館へ入館するのが大きな楽しみだった。このツアーがなによりも魅力的だったのはシカゴ美の訪問が行程のなかに入っていたこと。

シカゴ美での最大のお目当てはスーラの‘グランド・ジャット島の日曜日の午後’とホッパーの‘夜更かしの人々’。長年の夢が叶ったので天にも昇る気持ちだった。この2点を含めて事前につくった‘必見作品リスト’のヒット率は8割くらい。

はじめて訪問する美術館としては満足のいくレベルに達しているのだが、ここは目を奪われ名画を沢山所蔵しているから、見逃した作品をなんとかリカバリーしたいという思いが強くある。また、館の図録に掲載されているのに運悪くみれなかったものがいくつかあることもツアーへの再参加を駆りたてる。

次回この美術館に縁があったとき、入館してすぐに向かう絵は今から決めてある。ちょうど1年前‘もっと見たい’シリーズ(拙ブログ11/7/4)でもとりあげたチャーチ(1826~1900)の‘コトパクシの眺め’やコール(1801~1848)の‘ナイアガラの滝に眺望’。アメリカの美術館めぐりで重点鑑賞のひとつにしているのがハドソンリバー派の雄大な風景画。シカゴ美はそれがみれる注目の美術館。

印象派や近代絵画は運良くかなりみれたが、残念ながら姿をみせてくれなかったのがマティス(1869~1954)の‘川のそばの水浴者’。草木の鮮やかな緑と人物のシンプルで彫刻的な造形に強く惹かれる。

購入した図録をみて鑑賞欲を刺激されたのがベックリン(1827~1901)のちょっと奇怪な絵‘海にて’。ベックリンの神話を題材にして描く海洋画はその波のリアルな描写がなかなかいい。こういう一度みたら忘れない絵というのはやはり鑑賞リストに入れておきたい。

カサット(1844~1926)もアメリカの美術館を回ったから目に焼き付けたい画家のひとり。‘子どもの体洗い’にとても魅了される。前回はホッパー展やホーマー展に時間をとられアメリカ絵画を展示する部屋に寄れなかった。次はこの絵をじっくり楽しみたい。

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コメント

私は、シカゴのあるイリノイ州の隣のアイオワ州に数年住んでいた関係で、シカゴ美術研究所に十数回足を運びました。

スーラの『ラ・グランドジャット島の日曜日』、カイユボットの『雨傘』を初めとする印象派絵画、エル・グレコの『聖母被昇天』やレンブラントなどの古典絵画、そしてもちろんアメリカ絵画を何度も堪能できたのは、とても懐かしい思い出です。

日本や中国、エジプトの美術もなかなかのコレクションです!

投稿: ケンスケ | 2012.07.27 21:40

to ケンスケさん
アイオワ州にお住みでしたか。シカゴ美に
それほど足を運ばれたとは羨ましいかぎりです。

はじめてのシカゴ美で感激の作品はスーラ、
ホッパー、そして大きなカイユボットの絵で
した。一生の思い出です。

次回はチャーチ、コールがターゲットなのです
が、ほかにもリカバリーしたい作品があります
から忙しくまわることになりそうです。

投稿: いづつや | 2012.07.27 23:22

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