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2012.07.29

ボストン美術館の忘れもの!

4126_2     ホーマーの‘見張り’(1896年)

4127_2     コールの‘エデンの園からの追放’(1828年)

4128_2     ホイッスラーの‘ウェストミンスター旧橋のとり壊し’(1862年)

4125_2     カサットの‘オペラ座の黒衣の婦人’(1879年)

アメリカの美術館のなかでそのコレクションが日本で公開されることの多い美術館はボストン美ではなかろうか。

これまで質の高い印象派やミレーの展覧会が度々開催されたり、極上の摺りの浮世絵が里帰りし、美術ファンの目を楽しませてくれたが、今年は日本美術の真髄全部みせますとばかりに最高傑作の絵巻や仏画、そして曽我蕭白、伊藤若冲の目を見張らせる作品などがどどっとやってきた。

これくらい名品がやってくるともうボストンへ出かけなくてもいいかなとつい思ってしまう。それほどボストン美にある作品は馴染み深いのである。でも、10年の秋に開館したアメリカン・ウイングで展示されている絵は日本にはなかなかやってこないので、もう1回くらいは出かけようと思っている。

気になる絵は3点。ホーマー(1836~1910)の‘見張り’、コール(1801~1848)の‘エデンの園からの追放’、そしてホイッスラー(1834~1903)の‘ウェストミンスター旧橋のとり壊し’。とくに思い入れの強いのは迫力あるホーマーの絵。08年訪問したときこの絵が特◎だったのに、アメリカ館の増築中にぶつかりみることができなかった。そのリカバリーを早く果たしたいのだが、もうすこし時間がかかりそう。

ホイッスラーの橋の絵にも強く惹かれる。じつはBunkamuraがこの画家の回顧展をやってくれないかと密に願い続けている。そのときこの絵も展示してくれると嬉しい。

印象派のカサット(1844~1926)の‘オペラ座の黒衣の婦人’は浮世絵を連想させる構図に魅せられる。不思議なのはこの絵が日本やってこないこと。モネをはじめとする印象派の傑作があれほど沢山やってきたのに、この絵がなぜか入ってない。人気の絵なので出したくない?そうなるとますますみたくなる。

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