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2012.07.13

夢の美術館! ロサンゼルス現代美

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4069_2     ロスコの‘NO.61 ラストとブルー’(1953年)

4070_2     リキテンスタインの‘あばら肉’(1962年)

4071_2     ローゼンクィストの‘付属物の痕跡’(1962年)

アメリカ旅行を何度も体験されている人の中には、ニューヨークが大好きという人もいれば、ロサンゼルスなど西海岸が楽しくてたまらないという人もいるだろう。大きな街であっても小さな街であってもその街との相性はなにかの縁さえあれば自然にできていくもの。だから、今はLAとの縁づくりをどんな風につくるかあれこれ考えている。

ビッグシティ、LAでの美術館めぐりは漠然とではあるがNY同様、腹の底から楽しめそうだと思っている。‘その通りよ、早くお出かけになったら!’という声があちことから聞こえてくる。その一つが近現代アートを展示するロサンゼルス現代美かもしれない。

ここはNYでいうと、MoMAとかグッゲンハイム、ホイットニー美のような存在なのだろうが、関心をいだくようになったのは07年に村上隆の大きな回顧展がここで開催されたこととロスコ(1903~1970)の画集に‘NO.61’が載っていたのがきっかけ。

作品情報は片手くらいしかないが、ロスコのこの気持ちいい青が強い磁力を放っている。この傑作を知れば、ここのコンテンポラリーアートの質の高さについてはおおよそ察しがつく。リキテンスタイン(1923~1997)とローゼンクイスト(1933~)の作品は国立新美が開館したときにやってきたもの。

太い黒の線で縁どられたあばら肉の存在感はオランダの静物画のよう強く印象づけられた。シンプルですっきりしているものに美を感じるのは古典絵画でも現代アートでも変わらない。

リキテンスタインと同じポップアートのビッグネーム、ローゼンクィストの作品もみていて楽しい。手法はピカソがはじめたコラージュと同じだが、組み合わされる作品はどれも写実性が豊かでモチーフを逆さまに描くことで画面に動きを与えている。

展示室にほかの作家、例えばウォーホルとかウッセルマンなどはあればハイテンションになるのだが。期待に応えてくれそうな予感がする。

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