夢の美術館! サンフランシスコ美
サンフランシスコはロサンゼルス同様、まだ縁がない。どんな街だろう、野球が好きだから大リーグジャイアンツの本拠地というのがすぐ頭に浮かぶ。
美術館めぐりを中心にしたアメリカ旅行をはじめるときどこを最初にするか、いろいろ思いをめぐらしている。NYに滞在して周辺にある美術館へ出かけるとかなりの収穫がありそうなので、東海岸をオプションの上位としたい気持ちはあるのだが、今はまだ訪問してないLA、サンフランシスコの観光&美術館めぐりを優先するほうに気持ちが傾いている。
サンフランシスコで訪問したい美術館はサンフランシスコ美、サンフランシスコ近代美、そしてアジア美。まだこの街のガイドブックを購入してないので、場所については詳しいことはわからない。太平洋が見渡せる丘の上にあるのがサンフランシスコ美。
作品の情報は少ないが、気になる絵が3点ある。アメリカにあるグレコ(1541~1614)はMETやボストン美、シカゴ美、ワシントン・ナショナル・ギャラリーのような大きな美術館だけだと思っていたら、ここにも‘洗礼者聖ヨハネ’があった。来年1月東京都美で開催される‘グレコ展’にやってくるだろうか?
LAに2点あるラ・トゥール(1593~1652)がサンフランシスコにもおさまっている。1618年頃描かれた‘老人・老女’。今、西海岸旅行にすごく駆り立てられるのはその作品を1点でも多くみたいと願っているラ・トゥールとゴッホのいい絵があるから。
ヴァトー(1684~1721)の絵は画集に必ず載っている有名な絵。この‘二組の男女’が美術館自慢のお宝にちがいない。‘メズタン’(MET)と‘イタリア喜劇の俳優たち’(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)を幸運にもみることができたので、この絵もいつかこの目でという思いは強い。
2年前、パリであったモネ(1840~1926)の大回顧展にここの所蔵する‘大運河、ヴェネツィア’がでていた。てっきりボストン美のものかと思ったら、サンフランシスコ美と書かれていた。ヴェネツィアの連作ではこの‘大運河’に最も惹かれる。しばらく立ち尽くしてみていた。
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