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2012.07.08

ビッグニュース!来年1月の‘エル・グレコ展’はすごいラインナップ

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7/4、東京都美で‘マウリッツハイス美展’を楽しんだあと心が次の美術館へ向かっていたとき、ふと来年1月ここで開催される‘エル・グレコ展’のチラシが目に入った。3月
‘ビッグニュース!’(拙ブログ3/22)でお知らせしたようにこの回顧展に関心を寄せているので、急いで作品内容をみた。

そこには驚愕の作品が載っていた。使われているキャッチコピーが踊っている。‘世界の傑作、奇蹟の集結’、‘国内史上最大の回顧展 開催決定!’ここに載っている作品11点をみて頭がクラクラしてきた。このラインナップはスゴイ、まさにコピーに偽りなし。

こんなグローバルクラスのグレコの回顧展が来年1/19~4/7まで東京都美で開かれるのである。本当にすばらしい。チラシによると作品は50点以上を世界中の美術館から集めてくるという。1986年に西洋美で回顧展が開かれたときの作品は49点。この数を上回るのだから、確かに国内史上最大である。

このグレコ展、期待はしていたが、西洋美で行われたときのように世界中の美術館から作品をもってくるとは予想してなかった。東京都美が没後400年をむかえるグレコ(1541~1614)にこれほど熱いオマージュを寄せていたとは。◎でエライ!

やってくる作品のなかに飛び上がるほど嬉しいのが3点ある。
★‘無原罪のお宿り’(トレド サン・ニコラス教区聖堂、サンタクルス美寄託 上の画像)
★‘聖マルティヌスと乞食’(台湾・台南 奇美術館 下の画像の左)
★‘白貂の毛皮をまとう貴婦人’(グラスゴー美 下の画像の真ん中)

グレコ最晩年の代表作である‘無原罪のお宿り’は追っかけ画の筆頭においている作品。トレドはこれまで2回訪問したが、ツアーではこの絵があるサンタクルス美へ寄る時間的な余裕はない。だから、次回マドリードへ行くことがあったら、この絵をみるためトレドへ再度出かけようと思っていた。有難いことに来年日本にやってきてくれるのでトレド旅行のオプションは無くなった。

‘白貂の毛皮をまとう貴婦人’もいつかみたかった絵。遠いクラスゴーから出張してくれるのだから涙がでるくらい嬉しくなる。‘聖マルティヌスと乞食’をみたとき、てっきり08年のアメリカ美術館めぐりで対面が叶わなかったワシントン・ナショナル・ギャラリーの所蔵品と思った。ところが、これは台湾の台南にある美術館がもっている別ヴァージョン。へえー、こんないい絵が台湾にあるの!

作品の全貌がわかったら、展示室ではサプライズの連続かもしれない。それを思うだけでも楽しくなる。あと半年、興奮して開幕を待ちたい。

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コメント

確かに、このエル・グレコ展はすごそうですね!

私は、三十年以上前一度トレドに行ったことがあるんですが、エル・グレコの家美術館と大聖堂、サント・トメ聖堂は見たものの、サンタクルス美術館に行きませんでした。それで有名な『無原罪のお宿り』は見ていないんです。

グラスゴーの『婦人の肖像』、ロンドンナショナルギャラリーの『神殿の清め』も来るのですね。台湾の『聖マルティンと乞食』は、ワシントンナショナルギャラリーの作品に引けを取らない名品です。

エル・グレコ作品の宝庫プラド美術館からも何作かやってきそうですね。

一人の著名画家の展覧会は、その世界に深く入っていけるので期待大です。

投稿: ケンスケ | 2012.07.09 22:29

to ケンスケさん
一番の楽しみは3mもあるという‘無原罪の
お宿り’ですね。また、プラドからどの作品が
やってくるのか興味深々です。

グレコの肖像画はとてもぐっときますが、
‘貴婦人’があったり、ボストン美蔵のお気
に入りの絵もチラシに載ってますから、魅力
いっぱいです。

大高保二郎氏の監修でしょうか?

投稿: いづつや | 2012.07.10 00:36

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