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2012.06.02

夢の美術館! ミネアポリス美術館

3911_2     ドラクロアの‘タンジールの狂信者たち’(1837年)

3913_2            ゴヤの‘アリエータ医師とともにいるゴヤ’(1820年)

3912_2     ルノワールの‘聖マルコ広場’(1881年)

3914_2              オキーフの‘都会の夜’(1926年)

ミネソタ州のミネアポリスは大リーグ好きなのでツインズの本拠地として以前からインプットされている。ほかに知っているのは美術の本にでてくるミネアポリス美術館。

この街をあらためて地図でみてみると、思った以上に北のほうにある。シカゴの北西470kmくらい。実際にここを訪問するとなるとNYよりシカゴからのフライトのほうがよさそう。となると、アメリカの美術館をいくつかグルーピングする必要がある。例えばNYに滞在してここからでかけるところとシカゴを拠点にするところとかに。

シカゴグループはシカゴ、デトロイト、トレド、クリーブランド、ミネアポリス、インディアナポリス、そしてNYグループはフィラデルフィア、バーンズ・コレクション、オルブライト=ノックス、イェール、ワズワース・アシニアム、クラーク、ボルティモア。

ミネアポリス美の所蔵するコレクションについて情報が沢山あるわけではないが、とても気になる絵がいくつかある。まず、ドラクロア(1798~1863)。‘タンジールの狂信者たち’は代表作の一枚。画集には必ず載っている。

ドラクロアの作品はルーヴルに傑作が集結しているが、ルーヴル以外ではアメリカの美術館に多くある。日本にやって来たことのあるフィリップス・コレクションの‘海から上がる馬’、‘シャウールとパシャの戦い’(シカゴ美)、‘山峡におけるアラブ人たちの戦い’(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)、‘ゲネザレス湖のキリスト’(メトロポリタン美)、‘ライオン狩り’(ボストン美)

ゴヤ(1746~1828)は73歳のとき瀕死の病で倒れるが、医師が献身的に治療してくれたおかげで助かった。快復後お礼にと描いたのが‘アリエータ医師とともにいるゴヤ’。この絵に大変魅せられており、いつか絵の前に立ちたい

ルノワール(1841~1919)は大半の関心は女性画に向かっているが、惹かれる風景画が数点ある。その一枚がヴェネツィアの光景を描いた‘聖マルコ広場’。相当興奮しそう。もうひとつの心を打つ‘パラッツォ・ドゥッカーレ’は来年三菱一号館美で開催される‘クラーク美展’でお目にかかると勝手に決めている。

風景画ではもう1点すごくみたい絵がある。それはスーラの‘ポルサペサンの港’(拙ブログ10/8/28)。残り少なくなったスーラの追っかけ画のひとつだから、気持ちだけは張り切っている。

アメリカの美術館はポッパーとオキーフ(1887~1986)のいい絵をコレクションしていることが多いが、ミネアポリス美もその例にもれない。ここには‘都会の夜’がある。いかにもアメリカの都市という感じ。いい気持ちにしてくれそう。

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コメント

ミネアポリスのゴヤ作品は、画集によく出てきますね。

ドラクロアの『タンジールの狂信者』たちは初めて見ました。画集で見たことはありませんが、躍動感があって、なかなかいいですね。空の青さも、いかにもモロッコという感じが出ています。

投稿: ケンスケ | 2012.06.03 11:30

to ケンスケさん
ここにはプッサン、ドラクロア、ゴヤがある
のですから驚きのコレクションです。

ミネアポリスはミネソタ・ツインズの本拠地とし
てしっかりインプットされているのですが、
ミルウォーキーより北のところにあるんですね。
シカゴの下とばかり思ってました。それでドーム
球場になっているのでしょうね。

投稿: いづつや | 2012.06.03 18:04

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