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2012.05.31

夢の美術館! ボルティモア美術館

3903_2     マティスの‘桃色の裸婦’(1935年)

3904_2     マティスの‘青い裸婦’(1906年)

3905_2          ゴーギャンの‘チェロ奏者ウパウパ・シュネークルード’(1894年)

3906_2     ゴッホの‘木と人物’(1889年)

海外の美術館が所蔵する作品がごそっと公開されるのはその美術館が改築工事のため休館中のときが多い。だから、美術館で仕事をする学芸員たちはそういう美術館事情をいち早くキャッチする網をいろいろ張っているにちがいない。

大都市にある美術館でも地方の都市にある美術館でも、美術館はその地域の人たちにとってはとても大切な文化施設だから人気の作品があれもこれも姿を消すというのは普通はありえない。また、館の方針として他館への貸し出しはあまりしないことを決めているところもあるかもしれない。

そんなことを考えると、よその国の美術館にある名画にお目にかかれるというのは幸運の2段、3段重ねの賜物。ところが、美術ファンはそれはわかっていても美術館にはつい多大な期待をかけてしまう。アメリカの地方都市にある美術館を開拓してくれることを。メリーランド州にあるボルティモア美はそんな美術館のひとつ。

作品の情報はわずかしかないが、憧れの作品が4点ある。マティス(1869~1954)の傑作‘桃色の裸婦’と‘青い裸婦’、そしてゴーギャン(1848~1903年)の‘チェロ奏者ウパウパ・シュネークルード’と‘マンゴーを持つ女’(1892年 拙ブログ09/7/11)。

マティスの‘赤い部屋’を国立新美で久しぶりにみて、またマティス熱に火がついた。この2点はとっても有名な絵。アメリカにあるマティスは運よく‘青い衣裳の婦人’(フィラデルフィア美)も‘音楽’(オルブライト=ノックス美)も‘生きる喜び’(バーンズ・コレクション)、そして‘エトルリアの花瓶のある室内’(クリーブランド美)も日本でみることができた。‘桃色の裸婦’がやってくると最高だが。いつものように帆だけは高くあげておきたい。

ゴーギャンの2点もみたくてしょうがない。10年ロンドンのテートモダンで開催された回顧展で遭遇することを期待していたが、願いは叶わなかった。じつはワシントンのナショナル・ギャラリーに巡回したとき2点とも出品されなかった。これはどうして?ゴーギャンはマティスとともに美術館の宝だから出したくない?

ここにあるゴッホ(1853~1890)は‘木と人物’1点のみ。なかなかよさそう。ほかにはルノワール(1841~1919)の‘洗たくをする女たち’(1889年)などがある。

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コメント

あかぬけて知的なマチスも好きですが ゴーギャンもいいですね。深い信仰心とやはり知的な構成・・・・。わたしは沢山の美術館は行けませんので いづつ屋さんのお写真を楽しみにしています。

投稿: Baroque | 2012.06.01 03:07

to Baroqueさん
ボルティモア美にあるゴーギャン2点に大変
惹かれています。テートモダンであった回顧展
にどちらか1点が出てくるのではないかと楽し
みにしていたのですが、ダメでした。

密にBunkamuraとか東京都美あたりがこの
美術館を開拓してくれることを期待してます。

投稿: いづつや | 2012.06.01 18:52

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