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2012.04.27

とっておきのリンゴの絵!

3787_2     セザンヌの‘台所のテーブル’(1889~90年 オルセー美)

3786_2     セザンヌの‘テーブルの上のミルク差しと果物’(1890年 オスロ国立美)

3789_2     クールベの‘リンゴの静物’(1871年 ミュンヘン ノイエ・ピナコテーク)

3788_2     岸田劉生の‘土瓶とシュスの布と林檎’(1917年)

芸術家の子供として生まれたわけではないから、絵画や彫刻との出会いはごく普通の人の芸術体験と変わらない。中学や高校の美術の教科書によって西洋絵画の扉が開いた。

近代絵画の有名な絵のなかには当然セザンヌも入っている。その絵が今国立新美に展示してある‘りんごとオレンジ’(1899年 オルセー)。そして、‘赤いチョッキの少年’(1888~90年 チューリヒ ビュルレ・コレクション)。ほかの‘サンク・ヴィクトワール山’とか‘大水浴’を知ることになるのは絵への関心が高まり美術館へ足を運ぶようになってから。

セザンヌとはりんごなどを描いた静物画からつきあいがはじまったから、セザンヌの作品のなかではりんごの絵に対する愛着が一番強い。セザンヌが生涯に制作した油彩画1000点のうち静物画は200点といわれる。これまでみたりんごの絵で感激度の大きかった‘ベスト3’は

1.‘りんごとオレンジ’
2.‘台所のテーブル’
3.‘テーブルの上のミルク差しと果物’

‘ベスト5’にするとだぶん入ると思われるのはシカゴ美にある‘りんごの籠’(拙ブログ4/13)だが、この絵は08年現地で見逃した。だから、リカバリーの機会がめぐってくることをいつもミューズにお願いしている。

静物画の好みは断然セザンヌなのだが、クールベ(1819~1877)の静物画にも魅せられている。08年パリのグランパレで開かれた回顧展でみたのが’リンゴの静物’。果物の絵は全部で5点あったが、豊かな質感描写をみてクールベの静物画に開眼した。

日本にもスゴイ絵がある。それは岸田劉生(1891~1929)が描いたリンゴの絵。過去2回みたが、はじめてみたとき飛び上がるほどびっくりした。セザンヌもこの絵をみたら裸足で逃げ出すにちがいない。このリンゴを絵をみるたびに岸田劉生って天才だなと思う。

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