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2012.03.16

オルセーにクールベの気になる絵が!

3635_2     クールベの‘追い詰められた雄鹿’(1867年)

3636_2     クールベの‘オルナンの埋葬’(1849~50年)

3637_2     クールベの‘負傷者’(1844年)

3638_2     クールベの‘雷雨のあとのエトルタの断崖’(1870年)

この1ヶ月、テレビ東京の‘美の巨人たち’やBS各局の美術番組は昨年10月に新装オープンしたオルセーをとりあげそのすばらしい展示空間とそれによってさらに輝きをました名画の数々を紹介してくれた。印象派狂いだけでなく多くの美術愛好家が興味深くみられたにちがいない。

オルセーには年間300万人が訪づれるという。まったくスゴイ人数だが、今回の全面リニューアルでさらに多くの人が押し寄せているようだ。番組でみると壁の色の変更や自然光のとりこみ方の改良などにより作品が確かに驚くほど鮮やかにみえる。印象派の鑑賞がライフワークだから、ひゅーと展示室にまで飛んでいきたい気持ちになる。

関心の的はもちろんマネやモネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなどの名画だが、今日はその話ではなくつい数日前放送されたBSジャパンの‘美の浪漫紀行 ミレーの晩鐘’にでてきたとても気になる絵のこと。

その絵はクールベ(1819~1877)の狩猟画‘追い詰められた雄鹿’。これは08年グランパレで開催された大回顧展(拙ブログ08/2/23)に出品された。びっくりするほど大きな絵(縦3.55m、横5.05m)だから、目に焼きついている。問題はこの絵の所蔵先。

展覧会のときはブザンソン美術考古学博物館蔵となっており、出品された3点の1点だった。これが今新オルセーで‘オルナンの埋葬’と‘画家のアトリエ’の大作2点の横に展示してある。一見すると常設展示だから、この絵はオルセーの所蔵作品。ということはオルセーはこの鹿を射止めた絵をブザンソンから買ったことになる。それとも、新オルセーに華をそえるために特別展示されているのだろうか?

次回オルセーへ足を運んだとき所蔵先がわかるだろうが、もし常時展示されているのならオルセーはスゴイ絵を手にいれたものである。印象派のほかに大きな楽しみが加わった。

オルセーはクールベの油彩画を17点所蔵している。件の大作2点をはじめてとして風景画の傑作‘エトルタの断崖’や人物画、動物画、静物画などのコレクションは世界一。また再会したい。

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